2018年、NCC(日本キリスト教協議会)は創立70周年を迎える。この節目に向かって「宣教会議2018」の開催を決定した。
その事前集会(プレ集会)として、以下の4回が企画された。「第1回、宣教=ケリュグマ×青年」(2016年9月24日)、「第2回、奉仕=ディアコニア×いのち」(2017年2月4日)、「第3回、証し=マルトゥリア×世代間協働」(2017年9月9日)、「第4回、祈り・礼拝=レイトゥルギア×多様性」(2018年2月3日)。
毎回NCC加盟の諸教派・教会・団体をはじめカトリックからも参加者があり、NCCならではの多彩な顔ぶれが揃う。楽しい企画でもあると同時に、その違いに驚かされることもしばしばである。
各教派・教会・団体から必ず代表者たる者1名、青年1名の出席が求められる。併せて、毎回、各主題に応じた「取り組みレポート」の提出が必須である。教団からは、主に加藤誠世界宣教幹事と道家紀一総務幹事が交互に出席している。青年は、東日本大震災ボランティア、ユースミッション参加者など、教団が主催したプログラムに参加した青年の中から、出席を依頼している。現在は第4回までの全てのプレ集会が終了し、「宣教会議2018」の本会議に向かってまとめの段階である。
NCCと教団は歴史的に深いつながりがある。負担金は他の加盟教派・教会・団体の群を抜いて担っている。さらにこの38・39総会期においては、小橋孝一議長、網中彰子総幹事を派遣してきた。この体制の中で、「宣教に寄与する(資する)NCC」という方向が模索されてきた。この集大成が「宣教会議2018」である。教団としても出来る限り、開催実現に向けて協力してゆくつもりである。
(道家紀一報)