【4872号】人ひととき 方波見(かたばみ) 愛さん 恩返しから奉仕へ

 舞台に立った時、マイクを持つ手も声も僅かに震えていた。「熊本の地震で被災した方々のために、私たちにも何かできることがないか。そう思って開いたコンサートです」。一礼してピアノに向かった途端、力強く輝かしい音が会場一杯に響いた。熊本・大分地震の被災学生を支援するために、キリスト者の同級生とピアノ連弾デュオを結成し、今夏に3回のチャリティコンサートを開いた。曲間に証しを語り、聴衆と共に歌った。

 四街道教会の一室にて「言葉で話すより弾く方が慣れていて、やっぱり音楽が自分の伝達手段だと思いました」と方波見さん。3歳からピアノを始め、大学での学びを通して教会音楽の素晴らしさを実感し、教会では奏楽奉仕を献げている。亡き曾祖父は牧師であり、祖母も母も奏楽者を務める。幼児洗礼を受けてCSで育ち、教会を自分の居場所と感じていた。しかし、信仰告白に至る道は平坦ではなかった。クリスチャン家庭育ちゆえに知った奉仕の重責にたじろいだのだ。その中、千葉支区の中高生修養会で様々な牧師や同年代の友と語り、クリスチャンホームに生まれ、教会で育てられた幸いを知るようになった。

 自分が知らずとも主に愛され、教会に祈られていた恵みの大きさに気付いた時、躊躇は奉仕で恩返しをしたいとの願いに変わった。2年前に信仰を告白し、今は教会での奉仕の他に支区教育部委員として働き、中高生修養会のリーダーを務めている。

 いつどこで演奏するとしても、教会で奏楽する時のような心でいたい。主と、音楽と共に生きてゆきたい。主に仕え、「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣」(ロマ書12・15)いて人との関わりを大切にし、子どもたちへの音楽教育に携わりたい。方波見さんは来春、その希望を抱いて社会人となる。

クリスチャンホームに生まれる。洗足学園音楽大学ピアノコース4年在学中。四街道教会員。

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