【4870・71号】隠れた奉仕と祈り

 幼稚園の桜に真新しい竹箒が何本もまとめて立てかけられていた。落ち葉掃きの季節が来たのである。これから毎朝、子どもたちが登園する前に教諭たちが落ち葉を掃き、庭を整えてくださる。そこに新たに落ちる桜の葉を子どもたちは楽しむのである。夕方までに落ちた葉も翌朝にはなく、きれいになった園庭がまた子どもたちを迎える。ただ竹箒だけが少しずつ磨り減って教諭たちの業を伝えている。箒の変化に気づく子はいないであろう。ただ、いつの間にか大きな桜の木に殆ど葉がなくなり、遊ぶ自分の上に青空が拡がっていることに気づくのである。

 幼稚園でも教会でも、人々に気づかれない奉仕が多く続けられている。整えられているのが当たり前のように思っていることが、ある日を境にそうでなくなることがある。そして“あの方が担っておられたのだ”と気づき、遅い感謝を持つことがある。また“今度は私が担う番だ”と、静かに決心してくださる方がある。そのようにして多くのことが整えられていくのである。

 当番表には書き切れない奉仕、誰にも気づかれない奉仕、どんな場所でも同じように為されていることかもしれないが、そこには見守り、喜んでくださる方が居られるのを私たちは知っている。その方の祝福が注がれ、奉仕に伴う祈りは聞かれている。“主の栄光が表されますように”という只一つの祈りである。
(教団総会副議長 佐々木美知夫)

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