【4868号】教団教誨師会研修会・教区代表者会

 6月26~27日にかけて「教団教誨師会研修会・教区代表者会」が国立オリンピック記念青少年総合センターにて行われた。教誨師93名中34名が参加し、教団伝道委員会から2名が派遣された(内1名は教誨師)。福田哲教誨師(丸亀少女の家、香川直島教会・香川豊島教会牧師)による開会礼拝に始まり、教区代表者会により、情報交換などが行われた。

 研修会は、臨床心理士の今村洋子氏(播磨社会復帰促進センター心理技官、日本長老教会調布南教会員)に「被収容者に対する臨床心理」と題して話してもらった。今村氏は、少年施設での経験から非行に向かう少年たちを「自分を愛し大切にすることが下手な子どもたち」と考え、彼らの環境において、心理的負荷を高めず、居場所を確保することが、最低でも必要であることを語った。また、被収容者の7割程が軽重に関わらず性的なものを含む暴力やネグレクトなど被害にあっていることが報告された。

 こうしたことから、「人は変わる可能性がある」、「人は信頼する者からのみ学ぶことができる」、「人は大切にされているという実感の中で安定する」ことが意識させられた。具体的な対処方法として認知行動療法やグループワークなどが紹介された。さらに、犯罪からの立ち直りについての調査報告があった。そこから、人と人の出会いと自己肯定感の大切さ、適切な社会的つながりの必要性と、それらを支援できる社会について示唆されるところが大きかった。

 教誨師からの発題では、原裕教誨師(山形刑務所、天童教会牧師)、鈴木恭子教誨師(美弥社会復帰促進センター、下関西教会牧師)の教誨活動から具体的働きが報告された。

 教誨師だけでなく礼拝を中心とする福音宣教の課題と、それぞれの今後の働きに対する大きな励ましを受けることができた2日間であった。 (柳谷知之報)

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