【4862号】人ひととき 淺井 精一さん 淺井八多美さん キリストを運ぶ者に

 浜松駅からバスに乗り、国道を北へ進むこと50分。家康時代ゆかりの姫街道の名を持つ道は赤土の台地へ向かう。やがて田園風景の中にヘリポートを備えた総合病院が姿を表した。87年前、結核を病む貧しい一青年のために病室を造ったことから出発した聖隷三方原病院である。病院の他に諸施設が建てられ、キリスト教主義理念に基づく福祉事業団が形成された。

 淺井精一さんは聖隷三方原病院の高度救命救急センターに勤務して24年目を迎えた。部長として自らドクターヘリに搭乗し、救急医療の現場で働く。妻の八多美さんは介護老人保健施設「ベテルホーム」所長として医療・福祉・保健の連携に努めている。かつて、八多美さんは予防医学の分野で終生働こうと考えていた。詩編84編11節「わたしは神の家の門口に立っているのを選びます」の聖句に出会い、神の家・ベテルで高齢者医療に携わる道へ促されたと語る。命と向き合う中で、自身の限界・組織の限界を感じた時、主がそれを超えて自分を用いてくださることを八多美さんは何度も経験してきた。

 夫妻は舞鶴市の病院で、カナダ出身の研修指導医ドクター・ウィリスを通して主へと導かれた。医師として、患者に慣れるのは望ましいが、その苦しむ姿を見慣れて鈍感になってはならないとの指導をきっかけに、彼が自宅で開いていた聖書の勉強会に出た。「医者は生計のための道具、私の本業はキリストを運ぶこと」との口癖どおりにドクター・ウィリスは主の器となり、福音は夫妻へと伝えられた。やがて夫妻各々が主の時を与えられて教会に通い始めた。

 病や障害と闘う人々と家族を支える医療に従事しつつ、キリストを運ぶ者となり、主が寄り添ってくださる人生の喜びを伝えたい。それが夫妻の願いであり、祈りである。

共に1957年生まれの医師夫妻。遠州栄光教会員。

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