【4862号】2017年度教区総会報告 それぞれの課題を真剣に審議

熊本・大分地震献金議案可決 三役再選

九州教区

 第67回九州教区総会は、5月2日から3日間、福岡中部教会で、正議員235名中、開会時159名が出席して開催された。

 梅崎浩二議長は、8頁、30分余にわたる長文の議長報告の半分を、昨年4月発生した熊本・大分地震への対応、現況報告に当て、「被災15教会の修復費用を1億8000万円と試算し、再建支援募金を展開している。

 この1年、4284回の間断無い揺れに、傷ついた建物は揺さぶられ、記録的豪雨に被害が増幅した。これまでに、竹田教会(大分)の補修工事が完了し、復旧第1号となった」と報告した。

 1日目午後4時半、総会は、「熊本・大分地震報告」議員研修会を開いた。九州教区は、隔年の3日間総会の際、初日夜をその場としているが、「出席率を配慮」(梅崎議長)して、議事を中断し1時間半の研修会を持った。

 講師の川島直道牧師(錦ヶ丘)は、「熊本の教会に赴任して22年。考え方の相違から、度々衝突して来たが、地震以後、それまで、目を合わせなかった多くの牧師と話をするようになった。活動を通して、本気度がよく伝わって来た。

 私の教会でも、この1年間、関係者を含めて7件の葬儀を持ち、転出者は5人と、喪失の寂しさを味わっている。地震は減衰しつつも続いている。『見えない被災』が続いており、募金疲れの現実がある。

 一つの提言をしたい。『持続可能な支援』をいかに行うか。それには、教団全体で、そのシステムを構築する必要がある。教団は、何パーセントかの資金を、将来の災害に備えることも必要ではないか。

 災害支援を、単なる人道支援にしてはいけない。キリストに連なる真の連帯の場として、募金に取り組んでいきたい」と報告した。

 続いて、鈴木重宣伝道師(直方)が、被災地ボランティア・センター「エルピスくまもと」の活動報告を行った。エルピスくまもとについて梅崎議長は、「避難所から最後の1人がいなくなるまで、活動を続けていきたい」と語った。

 1日目夕から2日目午前にかけて行われた議長・副議長選挙で梅崎浩二議長(大牟田正山町)、日下部遣志副議長(川内)。正副議長協議で新堀真之書記(香椎)が選出され、揃って再選された。

 1日目夕の議事再開後、佐世保東部伝道所の開設を承認。九州教区は、127教会・伝道所となった。2日目午前、「被災教会を除き、信徒は1日、30円以上。教師は全収入の1%を献げる」議案を可決。伝道センター委員長選挙では、多田玲一牧師(福岡女学院)を選出した。

常置委員選挙結果
【教職】青木麻里子(春日東)、青山実(名瀬)、西岡裕芳(福岡警固)、深澤奨(佐世保)

【信徒】浅野直人(福岡警固)、伊津見七生子(若松浜ノ町)、上垣明美(行橋)、志満秀武(福岡中部)
(永井清陽報)

 

謝儀規定変更案を提示 三役再選

四国教区

 第75回四国教区総会が4月28日、29日、松山・ホテル椿館にて開催された。開会時の出席議員は149名中113名だった。四国4県の6分区が毎年の教区総会開催準備・運営をそれぞれ担当する。今総会の担当、愛媛・中予分区の周到な準備によってスムーズな総会運営だった。

 冒頭、開会礼拝、組織会が終わると一切の議事に先立って直ちに議長選挙を行う。議長選挙開票を待って総会特別委員選任、諸報告等から始めて総会が進められた。なお74回総会にて意見のあった議場での立候補受付について、今総会は黒田若雄議長が各選挙ごと投票前に丁寧に議場に確認した。いずれの選挙にも立候補者はなかった。

 初日夕食後には「教会会計と教師謝儀」の主題によって協議会が行われた。教区宣教研究委員会・筧牧人委員長(伊予長浜)が常置委員会諮問(教会会計、教師謝儀について)への答申説明によって、土井省悟氏(丸亀)が教会会計の立場によって発題した。

 筧委員長は、自立連帯献金を推進して互助を実施してゆくためには献金、教会会計、謝儀の神学的意味を明らかにすることが必要であることを論じた。また、土井氏は、教会会計と教区会計、また互助会計の関係について「生活綱領」、「信徒必携」などを資料としながら論じた。

 協議会で話し合われたことは、2日目に上程された教師謝儀規定変更議案と十分に関連させられていた。四国教区経常会計5676万円(16年度決算額)の内2248万円が自立連帯献金によって献げられたものである。自立連帯献金は前年度受付分を当年度経常会計に計上する。16年度は教区基本金から500万円借入、上乗せして全額、教会互助費として16教会・伝道所に支出した。

 規定変更議案は、互助受給申請基準にもなる謝儀規定の見直しを18年度に行うことを提案したものである。従来、公務員高校教諭給与表を参考に定めてきた謝儀基準が各教会の謝儀と乖離している現状を見直すため15年度から検討を重ねてきた。准允時、年額約1万円低い新基準となっており在任年数が長くなるほど現行基準に比して圧縮率が大きくなる。一方、教師の生活形態の変化(子育て、学費、介護等)にきめ細かく対応する手当の充実を定める基準となっている。17年度、原案に対して各教会からの意見を求め、18年度、総会で決定を諮ることとなった。

 初日、議事の終わりに2名の受允願、1名の受按願を承認し、2日目朝に准允、按手を執行、補教師、正教師を立てた。

三役選挙結果
【議長】黒田若雄(高知)、【副議長】寺島謙(松山城東)、【書記】松井曉郎(大洲)

常置委員選挙結果
【教職】上島一高(松山)、矢野敬太(愛南)、篠浦千史(さや)、小島誠志(久万)、福田哲(香川豊島)、岡本康夫(日和佐)

【信徒】長島恵子(鴨島兄弟)、近藤康夫(新居浜西部)、東安子(近永)、不動光子(さや)、安宅登代子(石井)、遊口百合子(西条栄光)
(新報編集部報)

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