【4860・61号】国際青年会議in 京都 ステートメント

 わたしたち世界の各国の教会から集められた青年は、2017年3月28日(火)~31日(金)、京都にある「関西セミナーハウス」を会場に、「エネルギー持続可能社会の実現を目指して」をテーマに4日間を共に過ごし、学びと協議の時を持ちました。そして、東日本大震災によって引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故と放射能汚染が何をもたらしたかを深く学びました。また、「原子力の問題:環境・健康・人権・安全などの視点」、「原発反対運動」、「裁判などの取組み」、「教会としての取組み」の観点から意見を交わしました。さらに、これによって明らかにされた人間の営みとその限界、驕りに気づかされるとともに、このフクシマからの根本的な問いかけを神からの問いかけとして、人類全体が、また特に聖書の信仰に立つキリストの教会とわたしたちキリスト者青年がどう答えて行くか互いに意見を交わし合いました。その結果、持続可能なエネルギー社会の実現によって、真の平和を将来にもたらしたいと考えるに至りました。

 わたしたちは、各地から集まり、世代を超えたキリスト者との充実した交流をもてたことに喜びを感じます。そして、この世界の課題について自由に発言できる場が少ない現代で、このような機会を持つことが大事だと感じました。さらに、プログラムを通して様々な立場の人の話を聞き、新たな気づきを得ることができました。

 わたしたちは意見を言うだけに留まらず、自分たちが実践するために、次のことを決意し、呼びかけます。

 

【決意】
1.わたしたちは、教派を超えて定期的に集まり、聖書に示されたイエス・キリストの福音によって新たにされ、世界へと派遣されていきます。

2.わたしたちは、日々の生活の中で、エネルギー資源を含む様々な資源消費量を削減することに努めます。

3.わたしたちは、苦しむ人びとと出会い、声に耳を傾け、苦しみに寄り添い、ともに生きます。

4.わたしたちは、避難者を受け入れ、共に食卓を囲みます。立場や伝統の違いを尊重します。

5.わたしたちは、事実を見極め、メディア・リテラシー(注1)を高めます。

6.わたしたちは、正確な情報を集め、発信します。

7.わたしたちは、それぞれの教会で、説教や議論を通して、再生可能エネルギーの活用やオフグリッド(注2)の重要性を語ります。

8.わたしたちは、オフグリッドを実現するモデルチャーチを作るために、議論を深め、取り組みます。

9.わたしたちは、オンライン会議を活用し、話し合います。

10.わたしたちは、原発を支える経済至上主義と差別構造に反対し、その代替となる新しい価値観を模索し、それに従って生きていくことに努めます。

 

【呼びかけ】
1.わたしたちは、市民主体の計測活動への参加とモニタリングポスト(注3)の設置を呼びかけます。

2.わたしたちは、教団・教派・宗派を超えた避難時の協力体制作りを呼びかけます。

3.わたしたちは、政府に持続可能社会の実現に必要な働きかけを続けます。

4.わたしたちは、キリストにあるすべての人を招き、共に食卓を囲み、苦しみのただなかにある人とともに生きていきます。

2017年3月31日
「国際青年会議 in 京都」 参加者一同

(注1)メディア・リテラシー 社会に溢れる情報を適切に取捨選択し、読み解く能力のこと。
(注2)オフグリッド 自前の発電設備によって大手電力会社の送電網(グリッド)から外れること。
(注3)モニタリングポスト 空間にある放射線の量を測定する機械

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