【4855号】三役の抱負・祈り

最前線にある教会との関係回復、伝道協力を進める

石橋秀雄議長

 第40回総会で教団の危機を共有した。予算決算委員長から2020年に教団の財政が破たんするとの訴えがあり、「機構改正と財政検討を始める委員会の設置」をとの訴えがなされた。機構改正と財政検討をして教団のスリム化を図ることが第40回総会期の重要な課題だ。

 しかし、それとともに、厳しい現実の中で、そこに踏みとどまって福音の喜びにあふれて伝道している教会によって教団は支えられている。伝道の最前線にある教会と血の通う関係を回復して教団の伝道協力を進めることこそが、今総会期の重要な課題である。

 機構改正と財政検討という2つの教団の喫緊の課題を担う「教団伝道対策検討委員会」の設置を提案し承認された。8名の教区議長と三役・常議員8名の計16名と、予算決算委員長、関係幹事の陪席によって委員会が構成される。

 教区議長を中心に据えた委員会だ。教区の意見を聞き合い、伝道の最前線の声を聞き合い、祈り合い、伝道協力を進め、教団の伝道力を高めて行くことができればと願っている。

 「主の伝道命令に誠実に従って外国伝道をする」との宣教師たちの思いによって日本の伝道がなされ、教団の教会が設立されていった。
この思いに触れるとき、私たちの姿勢が厳しく問われる。「主の伝道命令に誠実に従ってきたのか」と。

 教団の全ての教会が主の伝道命令に「誠実」に従うことによって「教団の伝道力の命と力の回復」がなされていくと考える。

 主の伝道命令に誠実に従い以下の伝道推進基本方策を立て、教団伝道運動を推進し、そして、機構改正、財政検討の課題に取り組んで行きたいと願っている。

 第1に「祈ろう」をスローガンに掲げて、「日本伝道推進日」を毎月定めて祈祷運動を展開、ペンテコステには祈りと思いを一つにした礼拝を献げたい。

 第2に「伝えよう」を掲げて、礼拝で霊的力を受けて、主の証人として派遣される信徒を養成してゆく。「聖書を読んで、祈って、伝道する」伝道運動を展開していきたい。

 第3として「献げよう」を掲げて日本伝道推進献金を訴えていきたい。

 「祈ろう」「伝えよう」「献げよう」と訴えて、毎月祈りの日を定めてワンコイン(500円)献げたら日本伝道推進のための資金を得ることができる。

 大胆な伝道戦略を立て日本の伝道を進めることが出来たら、日本基督教団の教会の活性化が図られると考える。(越谷教会)

 

教団が一致して伝道を進める対策が得られるように

佐々木美知夫副議長

 第40回教団総会に於いて副議長に再選され、これから教団が財政的にも機構的にも重要な時期に入っていくことを覚え、教団の伝道力をしっかり持って歩んでゆかねばならないことに先ず責任の重さを感じています。

 第39総会に「伝道する教団の建設」という主題を掲げて教団は信仰の一致に基づく伝道の推進を図ってきました。教団として為すべき課題は多くありましたが、各個教会・伝道所の歩みが祝され、教団として共に将来を見つめる方向へと歩み出すことを祈ってきました。今日、私たちの状況には厳しさが続いています。これまで各個教会・伝道所の働きを担い、日本伝道を支えてこられた方々に続く人々が十分に与えられていない状況があります。教団全体の伝道力や財政力に於いても厳しいものを抱えたまま進んで行かねばなりません。すでに多くの場でそのことは指摘されています。

 その中で教団は「伝道する教団の建設」という主題を今総会も掲げ、歩みを始めました。主の十字架の贖いを土台とし、福音伝道を進める教団として建て上げられることを祈りながら共に前に向かうことになります。人の思いを超え、教会の主である神ご自身が働いてくださることを信じ、歩み続けるのみです。

 日本伝道に於いて教団の果たしてきた役割は大きく、これからは更に重要になるでしょう。宗教改革500年の年、キリストの福音を伝える働きを主に感謝し、教団がその使命を担えるよう祈りつつ、議長をお支えして歩みたいと願います。議長提案である伝道対策検討委員会設置が常議員会で可決され、その働きを始めます。教団が一致して伝道を進める対策が得られますよう願います。

 この年は東日本大震災救援の働きに於いても教団として一つの区切りを与えられます。なお多くの課題を抱えて被災地と被災教区そして教会・伝道所は歩みを進めておられます。救援対策継続事業委員会も設置されましたが、被災教区や諸教会と祈りを合わせながらその働きを為して行きたいと存じます。熊本・大分地震の救援募金についてはこれから本格的な働きが為されます。被災地と被災教会を覚えて祈りを集めたいと願います。

 小さな器を敢えて用いられる主と教団に信頼しながら、与えられた務めに励んでいく他はありません。お祈りください。(静岡教会)

 

祈り合い、支え合い、共に建ち続ける教団を願って

雲然俊美書記

 この度、教団書記として4期目の務めを担うことになりました。これまでの6年間、常議員や各委員の方々、そして、教団幹事・職員の皆さんに支えられて、与えられた務めを果たせたことを感謝しております。今総会期も、共に主に仕え、教団(教会)に仕える働きを担って行きたいと思っています。

 ところで、今総会期においては、特に教団のこれからを見据えた取り組みが必要であると思っています。昨年、予算決算委員会が発表した「今後の教団財政の見通し」の内容に改めて驚きました。教団財政のきわめて厳しい見通しが書かれていたからです。その意味していることは、教団所属の教会・伝道所の教勢の低下ということです。

 この“危機”に立ち向かうためにすべきことはまず何と言っても、各個教会・伝道所、関係学校・団体・施設等が、それぞれの場で伝道に励み、キリストの福音を宣べ伝えることであり、教団としてそれらの働きを支えることでありましょう。

 さらに今後、教団としての対応が迫られることは必至です。それは教団の組織や財政のあり方の見直しのほか、各個教会・伝道所および各教区のあり方や運営の見直しといったことにも影響が及ぶことと思います。

 ここで、私自身、いわゆる地方の小規模教会に仕える者の一人として危惧することは、教会の存続ということです。新来会者はほとんど無い、何年も受洗者が与えられない、洗礼へと至った方が他の地へと転居する…といった困難の中で、それでもなお主にある希望のもとに礼拝をささげ、こつこつと伝道に励み、なおかつ他の教会を支えようとする「豊かさ」(Ⅱコリント8・2)を持ち続けている教会が各地にあります。

 教団全体において、教会が相互に伝道の労苦を覚えて祈り合い、支え合って、共に立ち続ける教団であることを願っています。それこそが「教団の豊かさ」ということであると思うからです。

 教団として見直すべき点は大胆に見直す。しかし、小さくても継続的になされている伝道の取り組みについては、それを全体で支える仕組みを生み出したいと思います。

 教団が、変わることなく伝道を第一のこととして担う教団であり続けるために、変えるべきところを大胆に変える、「変わらないために変わり続ける」(青山学院大学教授・福岡伸一)教団であることを願っています。(秋田桜教会)

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