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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4851号】荒野の声

2016年11月26日

 園庭で賑やかに挙がっている声が静かになるひとときがある。一つは、お弁当のとき。クラスはうれしい声で一杯だが園庭は静かだ。もう一つは、礼拝のとき。全クラスの礼拝のときは当然だが、各クラスの礼拝の時間も、学校のきちんとした時間割ほどではないにしろ、同じ頃に各クラスの礼拝を献げる。そのときには、クラスも園庭も賑やかな声もひととき止む。▼礼拝のとき周りにもたらされる静けさは独特なものがある。礼拝を献げている共同体の静けさは外にいるとよくわかる。クラス礼拝の担当がなくて牧師室で執務しているとき、礼拝に遅刻して礼拝堂へとそっと近づくとき。主の日、この静けさは世の喧騒に掻き消されてしまうが、本当は教会の周りにあるはずだ。世界がすべて、主の御前に静まることを経験できるならどれほど素晴らしいことか。▼40教団総会は、未上程の議案を残し閉会した。各所から真剣に提案された諸議案である。かつては審議未了廃案に怒号の中で閉会の祈りが祈られた。今回は「セクハラ教団」の野次を最後に、議場全体が静まり、議長の祈りに祈りを合わせた。静まり祈ること、それは教会のいろはのいではある。

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