【4848号】恵みを積み重ねる年月

 私共の礼拝堂には聖餐時に用いる恵みの座がある。普段は目立たないが、聖餐式では専用の赤い絨毯が敷かれ、信仰者たちがそこに跪いて聖餐を受けるのである。膝を置く部分、手を置く部分の木には、恵みの座が作られた時からの丸みに加えて、年月が作り出した丸みがあることに気づかされる。様々なことでついた小さなきずもたくさんあるが、明らかに人々の膝や手が置かれることで作られた丸みがそこには加わっている。一体どれだけの人々がそこで聖餐の恵みにあずかったことか、信仰の力を得たことか、聖餐式を行うたびに深く思わされることである。礼拝に於いて、イエス・キリストの贖いの恵みを受け取る座として信徒一人一人に掛け替えのない大切な場である。

 新会堂を建てる計画が今、進められているが、建築の基本的な理念の中に、恵みの座を用いる教会の伝統に従って聖礼典を執り行い、人々の霊性を豊かに育てる教会、ということが記されている。新会堂にも恵みの座が置かれ、信徒の聖餐にあずかる姿がそこに現されるのである。新会堂の恵みの座に人々の膝や手によってつけられる丸みが出来るには相当の年月が必要であろう。重ねられる恵みの中で教会そのものが成長して行き、更に主の栄光を表すことができるようにと祈っている。現会堂の建築に携わった先達の祈りをいま感謝しながら。
(教団総会副議長 佐々木美知夫)

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