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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4847号】夏、子供たち、青年たちのプログラム

2016年9月10日

西東京・北海教区 子どもの交流会
31年の協約、さらに先を望んで
 西東京教区と北海教区は、宣教協約を結んで31年目を迎えている(1期5年で第7期の1年目)。2013年の夏、西東京教区の小中学生数名を派遣して、道北クリスチャンセンター、興部伝道所に宿泊させてもらい、子どもたちが出会い、北海教区の様子や自然に直に触れる機会が与えられた。そのときの出会いや一緒に礼拝を共にしたことの大きな恵みを受けて、各自の成長ぶりに開催を心から感謝した。次回はぜひ、北海教区の子どもたちを迎えたいと願って、3年後の今年、8月1日〜4日にやっと実現することができた。

 当初は、冬休み、春休みを検討したが、北海道の長い休みと日程が合わず結果的に涼しい北海道から暑い東京に迎えた。直前に興部の子どもたちが来られなくなり、1人は釧路、1人は函館、2人の引率者が紋別から出発して羽田で落ち合うという、どきどきのスタートだった。

 無事に羽田で4名を迎えてパスモを使って高井戸教会へ。夕方、西東京教区議長・真壁巌牧師(相愛教会)の歓迎のあいさつと共にぐるっと輪になって礼拝が献げられた。

 外を散歩しながら、思ったほど暑くなくてよかったと聞いてほっとする。高井戸教会泊の後、ジブリの森美術館へ行き国分寺教会へ。興部の開拓期ハウレット宣教師から洗礼を受けた国分寺教会員と前回参加者の子どもの証し、伊藤大道牧師による北海教区と牧会する興部伝道所の紹介やアイヌ紋様の切り絵の指導。それぞれにとても感銘を受けた。夕食のバーベキューはCSのお父さんたちの奉仕もあり、にぎやかに31名が集った。

 3日目は奥多摩に移って西東京の中高生キャンプに1日参加し、翌日の出発のため、夜、高井戸教会へ。8月4日朝の便で、再会を願って羽田で別れた。

 日に日に打ち解け、顔が輝いてくる子どもたちに頼もしさを感じて、次の時代への主の備えを信じ期待した。16教会44名の参加であった。(願念 望報)

 

参加者の感想
利別教会 中2男子
 今回は初めて交流キャンプに参加させていただき、西東京教区の方々にいろいろなプログラムをご用意していただき、とても交流を深められ、国分寺のことなどについてもたくさん知ることができました。

 今回は、ぼくは、北海道からの参加ということで、いろいろと心配なこともありましたが、たのしく4日間を過ごすことができました。

 本当にありがとうございました。

 

南三鷹教会 小5女子
 今回のキャンプには、北海教区の様々な所から2人来てくれ、先生も2人来てくれました。

 ふだんはなかなか会えない北海教区の子と同じことをするというきちょうな体験だったと思います。

 みんなでジブリ美術館へ行く時もまとまって行動し協力し合えたと思います。男子とも仲良くなれてとても相手とわかり合えたキャンプだったと思います。

 どの日も楽しくすごせてよかったです。

 

I Love Taiwan Mission 2016
大きな神の民に迎えられて
 台湾基督長老教会が主催する「I Love Taiwan Mission」(ILT)は2002年から始まり、今年で14回を迎えた。 6月29日から7月16日まで「The Present from God」のテーマで行われ、42名の海外青年、142名 (スタッフも含む)の台湾青年が参加した。教団からは台湾協約委員会を通して2名の参加者が与えられた。

 

参加者の感想
妹尾のえみ(日本フルゴスペル教団 純福音成田教会)
 私にとって台湾は、ただ単に一つの外国という認識でした。しかし、今回の「I Love Taiwan Mission」を通して、台湾は私にとって大きな、重要な存在になりました。それは私がこのキャンプを通して貴重な経験をたくさんすることができたからです。本報告では、特に私が心動かされた事柄を2つ挙げたいと思います。

 1つ目は、今回のILTで私と同年代の青年たちが台湾のミッションのために準備を重ね、動いている姿を間近で見たことです。様々なプログラムを青年たちだけで、また楽しみながら進めていく様子を見て、その姿勢と行動力に感動しました。台湾でのクリスチャン率は約6%とそう多いとは言えませんが、そんな中でも台湾クリスチャン青年たちは、台湾のミッションのために自らの体を動かして互いに協力し活動していました。日本の青年たちも習うべき姿だと思いました。そして、同世代に、他の国にこのように神のために働く青年たちがいるということが私の励ましとなりました。

 2つ目は、台湾の地域教会にグループで派遣され、奉仕をしたことです。私のグループはマレーシア、シンガポール、台湾そして日本からの青年で構成されたグループでした。国が違えば、文化も違い、それぞれが違うバックグラウンドを持っています。そんな人々が集まっても、皆が心一つとなって何日も心から喜んで共に働けたのは、福音宣教という同じ目標があるからだと思わされました。同じ神を信じる者たちが集まり、その方のために働き、礼拝し賛美する姿は、本当に美しいものだと感じた日々でした。日本に帰った今もなお、この経験が私の糧となっています。

 今回ILTに参加することができたことを心から嬉しく思っています。台湾も日本も福音宣教はまだまだされていく必要があります。そして青年はその働きを担う大きな存在であると思います。ILTはそういった思いを持つ青年たちを更に励まし強めてくれるミッションキャンプです。これからもこのILTを通して、台湾のそして多くの国々の宣教の働きが祝福されていきますよう祈っていきます。

 最後に、日本基督教団がたくさんのサポートと共に私をILTに送り出してくださり、ありがとうございました。そしてこの機会を主に感謝し、報告とさせていただきます。

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