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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4845・46号】▼宣教委員会▲幼稚園・保育園を巡る状況について協議

2016年8月6日

 6月28日〜29日の日程で、第5回宣教委員会が開催された。はじめに常設専門委員会、自主活動団体からの報告を受けた。「障がい」を考える小委員会より、10月3〜4日に行われる「『障がい』を考える全国交流会」の案内発送がなされたことが報告された。

 協議事項として初めに2015年度宣教委員会の決算及び2016年度予算案の承認を行った。

 次に釜土達雄委員より「小学校就学前の教育・保育の制度について」という主題で、幼稚園・保育園を巡る状況についての説明がなされた。教団における宣教委員会として、今後専門性を持った相談窓口の開設や園長・理事長向けの研修の機会の必要性などが確認される。また保育者の訓練の充実や幼児教育を専門に担う教育宣教師(仮称)の養成が教団としてできないだろうかという意見もあった。次回委員会において、さらにこの課題を深めることとした。

 また継続審議となっている「牧会者とその家族のための相談室」設置に関する件を巡って協議した。宣教委員会では、牧師やその家族内の問題をだれにも相談することができないまま行き詰まり、職務を離れざるを得ない状況があることを認識している。教師を養成している教団としての責任としても「相談室」設置は必要であることを総会期をまたいで繰り返し確認してきた。その上で今回は、すでに第38総会期までに進められていた内容を受け継ぎつつ、これを具体化するための準備委員会を宣教委員会内に組織する方向で話し合いが進められた。

 また宣教協約を結んでいるRCAより牧師のメンタルケアを巡る訓練の提案がなされ、その説明を受けたいと願っていたが日程調整がつかず適わなかった。今後の取り扱いは委員長に一任することとした。その他、第40総会期に向けて、宣教委員会としての申し送り事項を確認した。(清藤 淳報)

教団新報
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