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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4845・46号】第39総会期 第7回 常議員会 15年度3局決算を承認

2016年8月6日

 財務関連議案審議にて 「予算決算委員会報告」で愛澤豊重委員長は、第4次補正を組んだこと、今後の教団予算を検討する作業委員会を設置したこと等を報告。

 「16年度第4次補正予算」では、これまで「修繕費」で処理していた会館耐震工事費を、「基本財産取得支出」、「固定資産取得支出」等に仕分けたことに伴う補正、大阪教区の15年度伝道資金負担金494万円の未納を未収金としたことに伴う補正を承認。

 その他、04年度以前の未払金216万5477円の処理、宣教方策会議報告書印刷費30万円の積立て、宗教改革500周年中高生青年大会会計へ35万円の繰入れ、部落解放センターに人件費33万円の繰出し、三鷹住宅賃借契約解除で80万円の敷金返金等に伴う補正を承認。経常会計予備費は、1002万4192円減、2493万6683円、収益事業会計予備費は、317万5319円増、1219万4561円となった。

 「15年度決算承認に関する件」では、経常会計、事業活動収支の部で、収入3億5549万3930円、支出3億4106万3307円。投資活動収支の部では、収入1億8637万7433円、支出1億8909万2898円。当期収支差額1171万5158円、次期繰越収支差額が3082万6499円。繰越金を計上した16年度「実行予算」を承認した。

 「15年度部落解放センター決算」及び「16年度予算」を承認した。東谷誠運営委員長が活動内容と共に決算を報告、経常会計収入合計2262万6243円、支出合計1962万8358円、差額299万7885円、次年度繰越金349万7885円となった。

 「出版局事業報告並びに決算承認の件」では、山北宣久理事長が報告。売り上げ総利益は、1億1802万3265円(対前年度866万4411円増)となったものの、純利益で、1218万5677円(営業利益1285万7859円、経常利益1211万5677円)のマイナスとなったことを報告。「赤字幅は、移転に伴い増加した費用より少なく、通常の営業成績では若干黒字であることに意を強くして励みたい」と述べた。

 「年金局事業報告並びに決算承認の件」では、籔田安晴理事長が報告。退職年金勘定で、収入5億734万7738円、支出4億7732万3031円となり、3002万4707円を積立金に繰り入れ、2015年度末積立金は41億4457万4581円となった。また、退職年金は747名に4億5776万2235円を給付した。

 「監査報告に関する件」、「17年度年金局財務計画額」、「隠退教師を支える運動推進委員会事業並びに決算」を承認した。
(嶋田恵悟報)

 

教団総会主題を決定
 第40回教団総会準備について主題を「伝道する教団の建設-十字架の贖いを土台として」とすることが報告された。

 西中国教区提案の伝道資金制度改正について、小畑太作教区議長は「伝道資金制度が連帯を後退させている事実を認め常議員会として改正に着手してもらいたい」と述べたが、賛成無く否決した。

 京都教区提案、宣教基礎理論改訂案反対について、入治彦教区議長は「改訂に先立って現行理論の総括を要望する」とした。
(新報編集部報)

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