横須賀に生まれて、結婚とともに逗子に。それからずっと逗子で生きてきた。モットーは、「神さまが整えてくださっている」ということ。
御言葉に出会ったのは、子育ての真っ最中。子どもにちゃんと育ってほしいという願いから、横須賀学院小学校に娘を編入させた。その娘がきっかけで、逗子教会に出会った。
逗子教会に通い始めた娘の様子を伺いに行ったところ、「逗子に住んでいるのだから、こちらへいらっしゃい」と、宮崎繁一牧師に誘われた一言は、今でも鮮やかに思い出す。そして、受洗を「永遠の命が与えられる」と熱心に勧められたことも。以来、逗子教会と共に歩んできた。
子育ての悩みは、神に委ねることにした。子どもたちがけんかをしていた時、いつもとは違い、「右の頬を打つなら、左の頬を向けなさい」と御言葉を口にすると、子どもがピタリとけんかをやめた。「聖書の言葉は人間に通ずるのだ」との驚きは今も輝き、御言葉に聴く喜びと神を賛美することに生かされている。
逗子教会と共に歩み、会計をはじめ、数々の奉仕に携わってきた。先達から受け継がれた教会奉仕の良い業は、心に残り光が灯される。その中で交わされた手紙や、聖句書道の色紙が手元に残る。既に「山路こえて」と葬儀で歌ってきた方々のものも多いが、手に触れるごとに信仰の姿を思い起こし、新たにされる。
今、数ある奉仕の中でも、聖歌隊奉仕は声の出る限りなしたいと願う。以前よりも体は思うようにならないことが多い。それでも、御言葉に聴き、神を賛美すると、心が晴れやかになる。健康に気遣い、歌の訓練をし、礼拝に出席するとスッキリ整えられる。主はいつでも招いてくださる。「滅びの道ではなく、救いの道へといらっしゃい」と。
逗子教会員。