2月8日〜9日、大阪クリスチャンセンター2階会議室において今総会期第3回部落解放センター運営委員会が開催された。出席者は22名。開会礼拝では笹井健匡運営委員が「解放の場」と題して説教した。
各報告、各教区報告など様々な取り組みについての報告がなされた。
東谷誠運営委員長より「沖縄キャラバン」の報告がなされた。「いちゃりばちょーでー(一度会ったら皆兄弟姉妹)」でスタートし、特色のある良き集会であった。鳥井新平活動委員よりEMS主催のドイツ集会の参加報告がなされた。2015年6月号から信徒の友「部落解放センターだより」を掲載してきたが、2017年6月号まで掲載するとの報告がなされた。
2016年度予算、活動献金目標額の承認などが行われ、各議案について時間をかけて審議がなされた。
「ロマの青年の参加と公民権運動」のドイツ派遣に大川祈さん、川上侑さんが候補にあがり承認した。東海教区との関係回復の件は、運営委員長と活動委員会に一任し、しばらく見守ることとした。解放劇「人間は変われる」(案)公演について、2015年12月から毎月1回練習を開始していると報告をうけ、第40回教団総会に向けて準備をすることを承認した。
「部落解放全国会議」2017年度に開催。開催場所については東谷運営委員長に一任して候補地の交渉を行う事を決めた。次回「キャラバン」開催についても継続審議となった。
最後に、今後の部落解放センターについて自由に討議し、全国水平社創立宣言を読み、会を閉じた。次回委員会は7月11日~13日、場所は沖縄を第一候補として開催の予定。(平井克也報)