【4838号】東日本大震災を忘れまい 大震災5年記念礼拝

 東北教区主催の東日本大震災5年記念礼拝が3月11日、郡山教会で開催された。長尾厚志牧師(仙台ホサナ)司式で始まった礼拝は、エレミヤ17・9〜14、ヨハネの手紙一3・18〜24の聖書朗読が終わった大震災発生時の午後2時46分、出席者110人全員が起立して、1分間の黙祷を捧げた。

 「神の大きさに生きる心」と題した説教で、石井佑二牧師(山形本町・教区書記)は、「大震災・原発事故から5年。さまざまな思いが交錯する。あの日、教会では卒業園児のお別れ会を開いており、午睡している子もいた。大きな揺れが収まった時、園児の確認をし、近隣の教会に安否確認の電話を掛けた」と切り出し、こう続けた。「頭が真っ白になる中で、自分が何をできるかを必死に考えた。今、振り返って見れば、もっとすべき業があるのではと考えて、不安を覚えていた。その不安が、5年後の今でも続いているのではないか」。「生活の不安、放射能の怖さは、今も続いており、私自身の心の弱さを思う。震災を忘れさせる風潮に、私もいるのではないか」と問いかけ、「『人の心は病んで』いても、人間は気づくことが出来ない。『心の弱さを解決するのは神だけ』(エレミヤ)と聖書は教えてくれている」と石井牧師は力強く結んだ。

 献金祈祷では、山形・宮城・福島3県信徒がそれぞれ祈りを捧げた。

 礼拝後、挨拶に立った小西望東北教区議長は、「まだ5年、もう5年という思いが交錯している。教区で被災した19教会・牧師館はすべて建て直し・補修工事を終えた。

 教団の救援対策本部は来年3月末で閉じるが、東北教区としてはまだ、救援活動を続けなくてはならず、どういう形で出来るか、5月の教区総会で考えたい」と、教区独自の救援活動続行姿勢を表明した。

 東京から駆けつけた高橋和人前教区議長(田園調布)は、「誰もが辛抱し、忍耐して来た。だが、辛抱したり忍耐しているうちは、負けることがないと信じている」と励ましの言葉を贈った。

 この他に、奥羽教区では北東地区・大三沢教会(3/6)、秋田地区・秋田桜教会(3/11)、岩手地区・下ノ橋、新生釜石、大船渡各教会(3/13)、北西地区・五所川原教会(3/21)にて、関東教区ではアジア学院(3/11)にて、それぞれの記念礼拝が捧げられた。
(永井清陽報)

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