第4回委員会が、2月1日、教団事務局会議室にて、委員7名のうち6名の出席によって開催された。
松井睦委員長による聖書朗読、祈祷の後、委員長より、常議員会からの委嘱を受け、常議員会に寄せられた「宣教基礎理論第2次草案」に関する諸意見の集約作業を、首都圏在住の委員によって作業委員会を組織して行った旨、報告を受けた。なお、この委員会の役割は、作業の結果を常議員会に報告するのみであることを確認した。作業委員会終了後、追加の意見が1件寄せられ、委員長決裁により併せて7件の取り纏めを行い、作業の結果は報告書にまとめ、取り扱いは、委員長一任とした。
宣教研究所編『陪餐問題に関する資料ガイド』(1991年)についての諸意見の整頓に関する研究プロジェクトについては、Chu-rches Respond to BEMの記述を基に、各教会の基本的な立場を確認することを主とする。取り上げる諸教会については、教団と歴史的に関係の深い教派に限定することとし、それに、ローマ・カトリック、正教会などを加えた範囲とする。次回研究員会は、合宿形式で集中して作業を行うこととする旨報告された。
『互いに支え合うために~各教区謝儀保障・教区互助制度資料集』(2001年)の改訂については、各教区からの資料のとりまとめを行っているが、12月末締めにて、資料送付の再依頼を行い、現時点でなお、4教区が未提出である旨確認し、資料の性格も鑑みて、委員長より各教区議長に再々度送付の依頼をすることとした。
「改訂宣教基礎理論第2次草案」から抽出し得る宣教課題の具体的な研究については、前回の研究課題設定について再考する必要があるという認識で一致し、課題を「青年伝道」と定めて早々に研究員会を召集し、広く教団全体から、青年伝道に関わっている教師・信徒を対象として、意見の聴取を行いつつ、研究成果をまとめるという見通しを確認した。野村稔委員の祈祷をもって閉会した。(林 牧人報)