今総会期の第四回世界宣教委員会が1月29日に行われた。
会議の中で、ブリュッセル日本語プロテスタント教会後任牧師に関する件で、候補者の川上寧教師・川上真咲教師の面接を行い、両牧師を派遣することが可決された。また、アメリカ・パイン合同メソジスト教会の後任牧師の件では河合望教師の面接を行い、同教師を派遣することが可決された。
在外教師の教団年金に関するアンケート調査を行った結果を受けてこれを検討した。在外教師は教団年金の手続きなどは個人の責任において行わなければならない。しかも派遣されている国や教会がおかれている事情によって違いがあり、これまで教団としてもしっかりと把握できていなかった面がある。年金のことは教団としても把握しておく必要があることが確認された。
また、これまで在外教師の活動報告が教団総会でなされることはなかったが、近年、世界宣教への関心が薄れて来ていることに鑑みて、在外教師の働きを教団全体で覚えることが必要ではないかと意見が出された。そのために本年10月に開催される教団総会に在外教師を1人招いて、活動報告を受ける時間を取ってもらうように常議員会に提案する案が可決された。(吉岡光人報)