【4834号】日本基督教団・在日大韓基督教会 第17回 歴史共同研究委員会

 12月1日、第17回日本基督教団と在日大韓基督教会との歴史共同研究委員会が教団会議室で開かれた。両教団の宣教協力の一環として年3回開催されている本委員会では、毎回発題者を決め、互いの教団の歴史や日韓・日朝関係史を学び合い、人権問題や歴史教育問題、ヘイトスピーチの問題などについても論じ合ってきた。今回は山田貞夫委員(西方町)による「高麗博物館のはたらき」というテーマでの発題と討議がおこなわれた。

 新宿区大久保にあるNPO法人高麗博物館は、市民がつくる日本・コリア交流の歴史博物館として、2001年に開館した。博物館の目的は、①日本とコリア(韓国・朝鮮)の間の長い豊かな交流の歴史を、見える形で表し、相互の歴史・文化を学び、理解して、友好を深めること、②秀吉の2度の侵略と近代の植民地支配の罪責を反省し、歴史の事実に真向い、日本とコリアの和解を目指すこと、③在日韓国・朝鮮人の生活と権利の確立を願いながら、在日韓国・朝鮮人の固有の歴史と文化を伝え、民族差別のない共生社会の実現を目指すこと、の3つである。これらの目的を実現するため、古代から現代までの歴史常設展示と企画展示、チマチョゴリの試着体験や出前授業、音楽や舞踏の公演、講演会、ハングル講座、韓国旅行などを行っている。

 年間来館者数は約3000人。財政は主に約800人の会員の会費と寄付で賄われ、活動は60~70人のボランティアで支えられている。厳しい財政状況と会員の増加が課題であるとのことだ。

 発題後の討議では、キリスト教学校の校外授業や教会の人権学習などで高麗博物館がどのように活用されているのか、博物館の維持・発展のために今後どうしてゆくべきかなど、活発に意見交換がされた。

 展示パネルの貸し出しも行っており、長野の篠ノ井教会では毎年講演会とパネル展示会を開催しているとのことである。和解と共生社会の実現のために、ぜひ教区や教会の研修などでも高麗博物館が活用されてゆくことを希望している。(佐藤飛文報)

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