第3回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会が、10月1日、教団会議室で開催された。今回の委員会は6月以降に開催された関連集会への参加や派遣の報告が主なものであった。
6月29~30日に開催された「在日大韓基督教会と教団との宣教協力委員会」に小橋孝一委員長が参加した報告がなされ、両議長による「平和メッセージ」が全委員で確認されたこと、また、第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議を教団が共催することについて協議がなされたことが報告された。
更に、9月8日に開催された教団・在日大韓基督教会歴史共同研究会、9月21~23日に開催された第39回日本カトリック「正義と平和」全国集会に小橋委員長が参加したことも報告された。
続いて、8月7日付で発表された「敗戦70年にあたって、日本キリスト教協議会(NCC)議長談話」の紹介があった。また、8月18〜19日開催の「キリスト教主義学校人権教育セミナー」に参加した小橋委員長から、その場で参考図書に上げられた「クラスメートは外国人(入門編)」「クラスメートは外国人」「先生!日本で学ばせて!」をこれからの委員会で学んでいくことが提案され、各委員が分担して読書報告をすることになった。
今後の関連集会への派遣に関しては、当委員会からは、2015年韓日NCC共同会議(10月14~17日、於・ソウル)と第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議(11月18〜21日)に宮本義弘委員を派遣することを決定した。
今後の取り組みとしては、毎年各教区総会で配布している「『外国人住民基本法案』についてのお願い文書」の文案を検討することとした。
次回の委員会は2016年1月25日に行う。(宮本義弘報)