10月6日に教団救援対策本部第8回(通算第42回)会議を、11月12日に同第9回(同第43回)会議を、教団会議室にて開催した。
まず募金については、10月末現在で、全国募金(本年3月末日で終了した国内募金)が10億1648万4627円(募金終了後の献金額は1119万7713円)、海外からの献金は4億286万6286円(同1661万1761円)となっていることが報告された。
救援対策室からは、会堂・牧師館再建復興貸付金返済状況確認、EMS等からの支援金受領、第19・20回こひつじキャンプ開催報告、ハートフル釜石お茶っこサロン開催状況報告等を扱ったことの報告、および、救援対策本部会計報告がなされた。
続いて奥羽教区から、宮古教会礼拝堂・牧師館新築工事完了、江刺教会礼拝堂建築計画(地盤調査、設計見直し)等の報告がなされた。
東北教区からは、東北教区被災者支援センターエマオ(ボランティア活動など)および放射能問題支援対策室「いずみ」(甲状腺検査実施など)の活動状況報告、「東北教区東日本大震災救援対策を続けるための募金」設置検討等の報告がなされた。
関東教区からは、水戸中央教会の建築工事状況、借入金の返済が困難な教会のための関東教区内での募金計画等の報告がなされた。
その他、「国際青年平和会議 in 京都」〔仮称〕(2017年3月28~31日、関西セミナーハウスにて)開催計画、東日本大震災救援対策事業記録刊行委員会(教団救援対策活動の記録編集作業のための実務委員会)報告、被災3教区幼児教育担当者会による被災教会・施設訪問報告、『東日本大震災救援対策本部ニュース』第18号発行等の報告がなされた。
審議においては、被災地支援演奏会開催に関して各教区に協力を呼びかけること、こひつじキャンプの参加定員を増員することを承認したほか、エマオ石巻の活動の見直しや、二本松幼稚園園庭側溝設置工事支援等について検討した。
次回会議は2016年1月22日、教団会議室にて開催する。
(雲然俊美報)