予算決算委員会は第39総会期3回の委員会と9月28日から29日に全国財務委員長会議を行いました。
予算決算委員会の本務は教団の予算案、決算案の作成とその執行にあります。その予算の収入は基本的に教会員の献金です。このことは決して忘れてはいけないことだと心がけています。大きな数字だけ見つめていると、そのことをつい忘れがちになってしまいます。いつも自戒していることです。
現在課題となっている2016年度予算編成に当たっては、そのことにどれだけ留意することが出来るのかが問われました。昨年度は負担金総額を上げないということで予算を組ませていただきました。しかし、教会員数も献金総額も減少する中では、上げないと言われても実質的には上がっているとの声が寄せられました。
確かにそうです。2008年度から2013年度(これが2016年度の負担金を算定する基礎数字になっています)までの6年間で経常収入、経常支出はともに7.1%減少しています。その間、負担金も減少させてはいるのですが、追いついていません。そこで出来るだけ教会の負担を重くしないようにと収入支出の検討をしました。結果2016年度は前年度負担額の2%、521万円の減という予算案を編成しました。これは2004年度にくらべて2558万円少なくなっています。なんとか教団の運営をこの金額で行うことが出来るように願っています。
(予算決算委員長)