9月12日から15日にかけ、伝道推進室主催の福島伝道キャラバンが行われた。教職7名、神学生4名のキャラバンが福島に到着すると、現地の牧師に迎えられ、早速奉仕。二手に分かれ、一つは大平伝道所の礼拝、もう一つは保原教会近隣でのトラクト配布をなした。
翌13日は信夫教会の早朝礼拝に出席した後、各教会に分かれて主日礼拝の奉仕であった。福島地区は保原教会、福島教会、福島新町教会、信夫教会、川俣教会、飯坂教会(午後)、福島荒井教会、福島伊達教会、また伝道応援の講師派遣として磐城教会、郡山教会と土曜日の礼拝も合わせて11教会・伝道所の礼拝で奉仕した。午後は福島地区の卓球大会が福島伊達教会を会場に行われ、各教会より参加者が集まり、教団総会議長杯と銘打って熱い戦いが繰り広げられた。バーベキューを挟んで福島地区合同夕礼拝がなされた。
14日、キャラバンは二手に分かれ、一つは聖光学院中学高等学校のチャペル、もう一つは伊達保育園、飯坂恵泉幼稚園の礼拝に参加。石橋秀雄牧師(伝道推進室室長)の腹話術や手品によるメッセージに子どもたちは目を輝かせていた。午後は福島教会で福島地区の懇談祈祷会が福島教会にて行われ、各教会から教職・信徒が集まって語り合い、祈りを合わせた。
15日、福島愛隣幼稚園の礼拝に参加。白井真牧師がメッセージ、神学生たちは子どもたちと楽しく遊ばせてもらった。
「イエスは神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、町や村を巡って旅を続けられた。十二人も一緒だった」(ルカ8・1)。主イエスが神の国の福音を告げられる伝道キャラバンに、弟子たちは招かれ共に旅をした。
今回の伝道キャラバンも、主が福島の町を巡って神の国の福音を告げられる旅にお伴させていただく経験であったと言える。福島に建てられている教会・伝道所に生きる信徒・教職、幼稚園・保育園・学校関係者の方たちと共に神の国の福音を聞き、礼拝をささげることがゆるされた幸いを心から感謝する。(小林克哉報)