第3回委員会が9月15~16日に行われた。会場は1日目が安行教会、2日目が武蔵豊岡教会であった。いずれも関東教区埼玉地区の教会で、かつて開拓伝道援助を行った問安を兼ねて訪問した。実際に現地を訪ね、いずれの教会でも教会員と共に祈祷会を持つことにしている。
今回の委員会は、甚大な被害をもたらした関東・東北豪雨の翌週に行われた。開会礼拝は、関東教区副議長でもある熊江秀一委員の奨励であった。茨城県常総市にある水海道教会における会堂、牧師館、付属施設の浸水の被害の報告を受けた。また、ボランティアセンターが開かれ、教区としての支援体制を築いているとのことである。関東教区内で度重なる自然災害の被害を受けているが、祈りを大きくする機会ともなっている。主にある救いへとすなどるために網を打つように、様々な教区の連帯を実現させる活動がなされていることが伝えられた。それを受け、皆で祈りを合わせた。
議事としては、前回委員会議事録を承認し、業務報告及び会計報告を承認した。また、常議員会報告、東日本大震災救援対策本部報告を受けた。担当委員から、伝道推進室委員会報告、宣教委員会報告、「こころの友」「信徒の友」編集委員会報告、日本基督教団教誨師会報告を受けた。
また、2015年度前期貸出金に関する件で、兵庫教区の飯盛野教会の会堂補修の申請を承認した。伝道推進室が伝道専任幹事を求めているとの要望を受け止め、これを宣教委員会に提案することを承認した。
2016年2月22日~24日に北海道・瀬棚町で酪農を主題に開催予定の「農村伝道に関する協議会」、2016年9月に行われる第39総会期教区伝道委員長会議に向けて、準備を進めた。伝道力を上げるために、これらの集会をいかに活用できるか議論を重ねた。
(飯田敏勝報)