【4828号】人ひととき 齋藤 彩さん 人生は神の刺繍のようなもの

 初めて教会のことを知ったのは、中学生の時。学校から課せられた教会レポートのために教会へと足を踏み入れた。当時は悩む毎日であったが、罪を取り除いてくださるのがキリストだと知り、嬉しくなった。

 その時既に受洗の思いも与えられ、高校生の時にはキリスト教学校の教師になることを考えるほどだったが、親との相談の結果、20歳まで待つことになった。神から与えられた喜びは変えられることがなく、音楽大学在学中に受洗。大学卒業後は念願のキリスト教学校の音楽の教師として務めた。

 ただし、高校からの念願であった教師の職に就きながら、日増しにもっと神様のことを伝えたいとの思いは強くなり、東京神学大学に入学。在学中に教会の青年会で知り合った夫と結婚。子どもが与えられたことなどから、献身の志はありながらも、大学院での学びの中断を迫られた。現在は3児の母である。

 このような歩みの中でも神の御業は測り知れない。今度は夫に献身の思いが与えられた。今は夫が神学生である。ただ、それで自分の献身への思いが満足したわけではない。今の願いは、中断している学びに復帰し、夫と共に伝道者として立つ日が与えられること。

 自分の歩みを振り返ってみても一々説明や理屈通りにはいかないと思う。これからもそうなのかもしれない。

 ただ、ふと自分の歩みのことを思い巡らすうちに、刺繍の模様が浮かぶようになった。刺繍の裏側は色々な糸がからみあっている。お世辞にもきれいとは言えない。けれども、ひっくり返して表から見ると美しい模様が仕上がっている。自分の歩みは刺繍の裏側のようなものかもしれない。今は説明がつかないような歩みであっても、いつの日か、刺繍の裏側がひっくり返されて、素晴らしい神の御業を見ることになる。そのことを信じて、子育てをしながら、神の時を待っている。

神奈川県生まれ。橋本教会員。

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