【4825・26号】人ひととき 中村 和子さん 子どもを招く神に応える

 岩槻教会附属幼稚園に就職と同時に教会の門をくぐり、以降、岩槻教会一筋36年。幼稚園への就職面接で、「箴言」の文字が読めなかったのは今となっては笑い話である。

 キリスト教との出会いは就職から遡ること2年。キリスト教主義の短期大学に入学したことがきっかけであった。保育の授業は積極的に向き合うことが出来たが、キリスト教の授業はさっぱりであった。そんな自分が今このように神さまに用いられていることは、神の招きとしか言いようがない。この、神の招きの実体験を、そのままの言葉として幼稚園の子どもたち、保護者へ語っている。

 就職して5年後に洗礼を受ける。必ずしも積極的とは言えない教会生活であったが、キリスト教保育の素晴らしさに触れ、また、当時の牧師家族はじめ、教会に集うクリスチャンホームの清らかさに感化を受けたことが自分を洗礼へと押し出したと回想する。

 受洗直後に3年間、子育てに専念するため保育の現場を離れるのであるが、客観的に自分の保育を見直す良い機会が与えられた。特に、自分の子どもの成長の姿を見るにつけ、自分のこれまでの保育が如何に傲慢なものであったかを思わされた。「なぜこの子はこんな事が出来ないのだろう」そんな傲慢な思いが打ち砕かれる3年間であった。

 復帰後は、特別支援の子どもたちとの関わりと、若手の保育者にキリスト教保育の豊かさを感じてもらうことに特に心を砕いた。

 その一つの実りとして、現在卒園児と共に働くことが許されている。保育者としてこれ以上の喜びはない。地域のドーナツ化現象に伴い、郊外の大施設との競争を余儀無くされ、園児の数は少なくなってきているが、地域に仕える教会の大きな働き手として、神さまが子どもを招いて下さることに責任と自覚を持って微力ながらこれからも応えていきたい。

埼玉県出身。岩槻教会会員。岩槻教会付属岩槻幼稚園主任。

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