【4825・26号】▼在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会▲ ヘイトスピーチを巡り議論

 6月29~30日、熱海市・ニューウェルシティ湯河原にて、第48回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会が、「両教会の宣教課題と宣教協力~一致してヘイトスピーチを考える~」のテーマのもとに開催された。

 在日大韓基督教会からは、金性済副総会長、趙永哲副書記、許伯基信徒委員長、金成元歴史編纂委員長、金柄鎬総幹事、曺泳石幹事が出席した。

 日本基督教団からは、石橋秀雄議長、佐々木美知夫副議長、雲然俊美書記、長崎哲夫総幹事、小橋孝一在日韓国朝鮮人連帯特設委員長、米倉美佐男宣教委員長、佐藤飛文歴史共同研究委員、大三島義孝宣教幹事、高田輝樹職員、井合綾子職員が出席した。

 1日目は、石橋議長の説教「キリストに集中する」(エフェソ2・13~18)による開会礼拝の後、出席者紹介、前回記録確認、両教会の紹介および課題の報告がなされた。

 その後、夕食をはさんで、佐藤歴史共同研究委員が、「排外主義と歴史修正主義がなぜ広がっているのか?」と題し、ヘイトスピーチが問題化した背景について、過去20年間の政治、排外主義、文化の動きに関して、自作の年表や資料を用いて発題した。また、金歴史編纂委員長が、「両教会の宣教課題と宣教協力~一致してヘイトスピーチを考える~」と題し、教会および日本人キリスト者との出会い、および、貧困家庭、非正規労働者との出会いについて紹介した後、ヘイトスピーチの背景にある問題として、人と人との関係の欠如の問題等についてふれ、「共生の神学」、「共生の宣教論」の確立と実践の必要性について述べた。

 2日目は、全体協議において、発題についての活発な質疑応答がなされた後、「平和メッセージ」の文章について協議したほか、第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議(2015年11月18~21日、在日本韓国YMCAにて)開催に向けての準備について話し合った。

 最後に金副総会長の説教「レホボトの井戸」(創世記26・15~25)による閉会礼拝をもって終了した。(雲然俊美報)

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