【4815号】荒野の声

 寒くても泳げる温水プールに子供と一緒に時折泳ぎに行く。久し振りに行ったときのこと、しばらく泳ぎ休憩時間になってプールサイドに上がろうとしてよろけてしまった。自分の重さに思わずよろけてしまったのである。水に浮遊し軽くなっていた体重が水から上がり急に重くなって足腰が耐え切れなかった。情けなかった。増えた体重を減らし、座り仕事ばかりで弱っている足腰を鍛える必要に改めて気付かされた。自分がどれほどの重さを負っているかに気付かされるのは大切だ。▼母教会の外壁に掲げられていた集会案内の看板に、疲れた者、重荷を負う者に呼びかけられる主の言葉が記されてあった。洗礼前の求道の間も、洗礼後も礼拝に行く毎に主の呼びかけを聞いた。はじめ、重荷は前週に会社で十分に果たせなかった責任や、ちっとも捗らない業績に思えたりした。▼しかし御言葉に聞き続けるうちに、この疲れも重荷も、わたしたちには如何ともし難い、努力精進では解決されないことに気付かされた。主のもとに行き留まることによってだけ解決される罪の赦しの問題だと。罪の赦しに気付かされたことは大切なことだった。▼何年も掲げられ、雨風に打たれてきた集会案内の看板。そこに福音の神髄とも言える宝が隠されたいたのを知らされたのは本当に幸いだった。

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