第38総会期第10回教師検定委員会が、1月20日~21日、教団会議室Bにおいて、委員7名全員の出席によって行われた。
聖書朗読と渡部和使委員長の祈祷をもって委員会は開始された。議題はおもに、2015年春季教師検定試験に関わるものであった。まず、受験志願者74名の資格検査を行い、全員に受験資格があることが確認された。その後、すでにレポート提出試験として課されていた説教、釈義、神学論文等の採点を行った。結果はまだ公表することはできないが、合格点に達していないレポートには、再提出が求められることになった。続けて、筆記試験問題の作成が行われた。
この春の試験は、例年用いてきたキリスト教会館が、耐震工事に伴い、使用できない。そのため、信濃町教会(東京教区)を借りて行われる。それに伴う打ち合わせと準備が、いつもより入念に行われた。また、今回の試験から、教師検定規則3条6号対象者の第1年、第2年(いわゆる「CⅠ、CⅡコース受験志願者」)の面接試験を初日に行うことにした。その手順が話し合われ、決定した。
また、継続審議でもあった教師検定規則6条③の解釈を巡っての議論がなされた。その結果、規則の主旨通りに試験を行うために、Cコースの受験方法を一部変更することを決定した。変更後は、混乱が生じないよう受験者にはその説明を周知徹底させたい。
2日間にわたる委員会は、服部修委員の閉会祈祷をもって閉じられた。(鷹澤 匠報)