【4803・04号】人ひととき 石塚 猛さん 出て行けば、 得るところがある

 「た~た」こと石塚猛さんが、青年伝道のために、妻の初子さん(「はっぴい」)と共に、家庭を開放し、集会を始めたのは2004年のことだった。月1回、午後6時30分から9時30分まで、8〜10名程の青年が集まっているそうだ。

 集会では、食事を共にし、御言葉を黙想し、それぞれが得たことを分かち合う。3つのルール(①もらさない、②裁かない、③しきらない)がある他、ニックネームで呼び合うそうだ。自らの悩みや課題を、時に涙しながら包み隠さず語り合い、祈り合う。気付いてみると、予定の時間をはるかに過ぎ、日をまたぐこともしばしばだという。

 「はっぴい」は、ある集会の時、一人の青年が、「ただいま」と言って、入って来たことが心に残っているという。お二人の信仰から生まれるホスピタビリティが、青年たちの心を開くのだろう。この10年間、114回の集会が開かれ、のべ94名の青年が会に参加し、7名が受洗、4名が献身したそうだ。

 伝道に燃える「た~た」だが、「受洗は、連れせん(友人に連れられて洗礼を受けること)でした」と語る。同志社大学工学部に学び、南大阪教会で受洗。就職を機に、日立教会での礼拝生活が始まった。

 転勤で日立を離れていた時期に、他教派が主催するセミナーに出席。その中で、ふと「青年のために我が家を開放したい」と口にし、その幻のために共に祈った。「何故あのようなことを言ったのだろう」と思っていたのも束の間、茨城で既に集会を開いていた参加者から、集会を開くことを持ちかけられたそうだ。自らの思いを超えた形で事が進み、10年過ぎた。振り返ると、聖霊の導きを思わずにはいられないという。「た~た」は、「近年、教会が内向きになっているように思うが、出て行けば、必ず得るところがある」と語る。

 取材を終え、別れる時、ふと挨拶の言葉が出て来た。「行って来ます」。

1937年に東京で生まれ、大阪で育つ。日立教会員。

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