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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4803・04号】《教区伝道委員長会議》推進室、青年伝道を主題に

2014年8月9日

 教区伝道委員長会議が6月23〜24日に大阪教区大和キリスト教会にて開催された。

 「伝道推進室の働き〜青年伝道を巡って~」との主題のもと1日目には伝道推進室の設置に至る経緯と、約2年の歩みの報告、今後のヴィジョンについて石橋秀雄伝道推進室室長と、岩田昌路伝道推進室書記からの講演を聞いた。

 休憩を挟んで引き続き行われた各教区報告においては、情報の共有を願い、特に今回は伝道推進室の働きに対する意見と、各地で行われている青年伝道への取り組みを聞くことにテーマを絞った。中には厳しい意見もあったが、今回の会議の狙いは、そのような意見を受け止めることでもあったことからすると、概ね評価ができるものとなった。従来のように様々な意見を聞く機会とはならなかったが、話し合いの中心的事柄が散漫にならなかったという点は評価できるかと思う。以上のように1日目は全体教会としての日本基督教団の伝道と、各教区における伝道を分かち合う時間を持った。

 続く2日目には各個教会の伝道について分かち合いたいとの思いから、会場教会である大和キリスト教会の市川忠彦牧師から大和キリスト教会の伝道について講演がなされた。紛争時代の経験から、福音主義教会連合関西部会の伝道協力の取組みに至るまでの歴史的経過にも触れつつ、自身が教会と共に取り組んでいる伝道についての話を聞いた。

 その後、全体協議の時を過ごし、この夏、御殿場の東山荘で行われる「日本基督教団『教会中高生・青年大会2014』」の増田将平実行委員長より、青年伝道としての大会開催の経緯と目的が話された。

 6月24日。くしくも、日本基督教団の創立記念日に日本基督教団の伝道について語り合い意見を聞く時を持てたことは、神の導きの中にある計らいであることを思わされた。伝道する教団としての歩みがますます力強くなされていくことに祈りを合わせ、日本伝道ひいては世界伝道へと遣わされていることを確認し閉会となった。
(山元克之報)

 

▼伝道委員会報告▲

 第5回伝道委員会は、6月24日、25日、大和キリスト教会と大和高田伝道所で行われた。開会礼拝で髙承和委員の説教を聞いた後、以下の議事を取り扱った。

 開拓伝道援助教会への各委員の問安報告が行われた。今期援助を受けたのは以下の8教会・伝道所。安来(西中国)、都城妻が丘(九州)、川上(四国)、南紀の台(大阪)、宇治大久保(京都)、福光(中部)、花小金井(西東京)、東戸塚(神奈川)。また、援助決定後に問題が生じ、未処理状態が続く一教会に対して、このまま放置するのは好ましくないと判断し、援助金を未執行処理することを決議した。

 宣教委員会報告の中で、「農村伝道に関する協議会」において要望があった「伝道圏伝道の総括」を宣教研究所に依頼する件を宣教委員会に提案し、承認されたことが報告された。

 「こころの友」「信徒の友」編集委員会報告の中で、「こころの友」の応援伝道教会が減っていることが報告された。6月30日~7月1日の教団教誨師会総会に小林克哉、川﨑善三両委員を派遣することを確認した。8月19日~21日の「教会中高生・青年大会2014」実行委員会報告の中で、この大会に委員会として積極的に関わることが提案・承認された。23日、24日の教区伝道委員長会議を振り返り、1日目を終えた。

 2日目の議事として、第39回教団総会伝道委員会報告に関する件が諮られ、次期への申し送り事項として「伝道推進室との合同委員会開催」が追加された。また、今期は「青年伝道」をテーマとしたが、今後も期毎にテーマを定めるべきとの提案がされた。

 さらに、「伝道委員会の使命の再考」について自由討議する時間を持った。伝道意欲が低下している状況にあって、伝道委員会の神学を明確に示すべきことなどが話し合われ、次回委員会に持ち越すこととした。

 第6回委員会は、9月8日、10日、札幌教会と美馬牛福音伝道所で行うことを確認して閉会。川崎善三委員の奨励によって大和高田伝道所の方々と祈祷会を持ち、解散した。 (北川善也報)

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