【4802号】人ひととき 福田 範三さん 教会に仕える歩み

 蕃山町教会の近くで生まれ、初めて教会に行ったのは、小学校4年生ごろ。当時から、医者を志す夢を持っていた。高校2年の時に受洗。KKS(教会高校青年)キャンプの後に、仲間が洗礼や信仰告白を決意する中で、自らもまた、生涯求道生活のままで終わることはないと気づいたことによる。

 岡山から離れずに大学に進学し、教会内で結婚。医者の務めの中で、礼拝出席は必ずしも良い方でもないのに、辞退者の故、長老へと繰り上げ選出された時には頭の中が真っ白になった。長老当選を機に、当直勤務以外は出席するようになった。

 中学の頃から憧れた僻地医療の思いが強く、海外を見据えている時に、「海外に行かなくても、岡山にだって医師不足の所はある」と教えられ、美星町(現在は井原市に編入)の病院へと赴いた。ただし、条件をつけた。「土曜の晩から日曜の夕方までは、私の代わりの医者を派遣してください」。この条件が受け入れられ、50キロ程離れている蕃山町教会への毎週出席がかなうようになった。29年務めた後、妻の病気も考慮し、岡山の病院に移ったが、土日の条件は、やはりはっきり申し出た。

 42年ほどの長老の歩みの中で、二回の会堂建築にも関わった。旧会堂建築の話し合いの時に、長老の一人が「長老たちで建築するほどの覚悟がなければならない」と言ったことを鮮烈に覚えている。新会堂建築の時には、建築委員長として長老の覚悟を周りに問う側となった。

 CS校長、高校生会と長年関わり、今は高齢者のケアと、葬儀を担当する。現在も医療に関わりながら、教会員の葬儀が入った時には、仕事を交代してもらい駆けつける。

 僻地医療の苦労も味わった、今までの歩みを振り返って、こう思う。「この世的にはいい働きができたのかはわからない。ただし、教会と家族に対しては、真面目でよかった」。

1942年、岡山市生まれ。蕃山町教会教会員。

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