第4回伝道委員会が2月25日~26日、洛北教会で開催された。
①伝道委員会主催による第9回 農村伝道に関する協議会が、2月24日~25日、丹波新生教会で開催された。同教会の伝道圏伝道40年の歩みから学んだ。主題講演・竹ヶ原政輝牧師「口丹波における伝道圏伝道」、農従事者による発題・谷口成生氏「胡麻の信仰と愛農」。2日目に谷口氏の農園を見学。
「農村伝道」は「伝道圏伝道」と密接に関わっていることが明確になった。複数の異なった伝道形態を持った拠点をもつこと、複数教職による広範な地域への伝道牧会、都市近郊型教会と純農村地域型の教会との共存、についてその意義と現状を分析した。教団が過去におこなった「伝道圏の現地診断」を引き継ぎ、伝道圏伝道の歴史的意義を総括するべきことが提案された。参加者 31名。
②伝道推進室から、沖縄集中伝道、伝道トラクトの見本作成、伝道キャラバン、学校伝道、等について報告。
③教会中高生・青年大会2014実行委員会報告。8月19日~21日、国際青少年センター東山荘、伝道委員会から青年大会へ本年度30万円、次年度30万円を支出することを承認。
④教区伝道委員長会議(14年6月23日~24日、会場・大和キリスト教会)について協議した。主題「伝道推進室の働き」、各教区報告。プログラムは、基調講演(石橋秀雄伝道推進室室長)と推進室報告(岩田昌路伝道推進室書記)、伝道講演(大和キリスト教会・市川忠彦牧師)、青年伝道としての「教会中高生・青年大会2014」アピール(増田将平牧師)。
⑤今年度前期分開拓伝道援助資金申請に関する件は、宇治大久保伝道所120万円、川上教会180万円、南紀の台教会180万円、福光教会180万円、花小金井教会180万円、東戸塚教会180万円、安来教会180万円、都城妻ヶ丘教会180万円を援助する。
次回委員会6月24日~25日。(成田いうし報)
第9回「農村伝道に関する協議会」
第9回農村伝道に関する協議会は、2月24日、25日、丹波新生教会で開催され、11教区から31名が参加した。
当協議会は、「『農』に関する活動者協議会」の名称で00年に始められ、09年からは「『農』に関する協議会」に名称変更して続けられてきた。この間、伝道委員会の重点課題、「農村・都市・産業伝道および開拓伝道など伝道の調査・企画」に照らしつつ協議会のあり方について検討を重ねてきた。そして、今回より名称を「農村伝道に関する協議会」とし、農村教会の教会形成と伝道の働きに触れることに重点を置く協議会として位置付けることとなった。
丹波新生教会は、かつて宣教研究所が打ち出した「伝道圏伝道構想」により、旧丹波教会と旧亀岡教会が合同して始められた。現在は、園部、胡麻、須知、亀岡の4会堂を2牧師で担当しており、その伝道圏に農村地帯である日吉町、胡麻が含まれている。
初日は園部会堂に集合し、小林克哉委員長によるルカ4章42節以下のメッセージに聴く開会礼拝をもって始められた。
その後、山畑謙委員が運転するバスで研修及び宿泊施設である日吉山の家へ移動。「口丹波における伝道圏伝道~丹波新生教会40年の歩みを通して~」と題する竹ヶ原政輝牧師の主題講演を聞いた。
竹ヶ原牧師は、合同の経緯と4会堂の特徴並びに課題について丁寧に語り、その歩みと現状が教団全体で共有されること、また「構想」についての分析や総括が進められることを要望して講演を閉じた。
続いて「胡麻の信仰と愛農」と題して谷口成生氏による発題が行われた。胡麻の地理・歴史に始まり、当地で伝道を開始したキリスト者の歩みとその具体的な取り組みについて画像を示しながら大変わかりやすく話された。
2日目は朝食後バスで移動し、谷口氏の有機農園を見学。また、胡麻会堂に続いて平日礼拝が始まる直前の須知会堂に立ち寄り教会員と祈りを合わせた。
ほぼ予定通り最終目的地である亀岡会堂に到着。閉会礼拝において成田いうし委員による2コリント4章6節以下のメッセージを聴いて解散した。(北川善也報)