9月、全国交流会を開催
第3回「障がい」を考える小委員会が、3月19~20日、磐城教会において開催された。最初に、加藤幹夫委員長より宣教委員会の報告として、宣教委員の全国交流会協力と本小委員会の組織継続について確認された。
次に、2014年9月2~3日開催の《第4回「障がい」を考える全国交流会、牧会者ならびにその家族の精神的なケアを考える》の準備を行った。講師に藤掛明氏(聖学院大学大学院)を迎え、「牧会者のストレスとメンタルヘルス」の主題を中心に、2日目には「教会とパーソナリティ障害」等、学びを深める。
続いて、本委員会ホームページの記載内容と問い合わせについて検討した。「軽度発達障がい」の記載で、「軽度」という表記が障がいについて誤解を招くとの指摘を受け、「発達障がい」の表記に改めることとした。また、森田恭一郎委員執筆のエッセイを読み合わせ、ホームページを更新することとした。 ( http://uccj-j.org/)。
「障がい」の表記について、「障害」や「障碍」という表記への本委員会の見解を問う質問があった。資料をもとに、それぞれの表記についての異なる立場を確認。本委員会ではより一般的な「障がい」という表記を採用するが、これを他に押しつけるものではないとの回答。さらに、教団行事暦の「障害者週間」(11月第2主日から)が、国の「障害者週間」(12月3日から)と異なることへの質問があった。国の「障害者週間」が2004年6月に制定され、NCCは1979年3月に制定された。教団はNCCに加盟しており、これに合わせているとの回答。最後に、上竹裕子委員が「障がい者と共にある教会」と題し、震災後のいわきにおける牧会から発題した。
2日目は、津波の被災地域を視察後、社会福祉法人いわき福音協会を訪ねた。海野洋理事長は創設から震災に至るまでの法人の歩みと使命を語った。教会と施設の課題について意見交換し、祈りを合わせた後、施設を見学した。
次回委員会は、9月2日、全国交流会前に開催する。
(上竹裕子報)