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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4581号】教区総会を問安して

2005年6月25日

各教区総会が続いている。残念ながら沖縄、京都の両教区は問安使を拒否されたが、それゆえにこそ対話を求めて行かねばならないと感じている。沖縄教区総会には愛澤豊重総務幹事を傍聴せしめたので、報告を受け対応していきたいと思っている。
四役で分担して一五の教区総会を問安しているが、幹事たちも一人一教区ずつ随行訪問させていただいた。
私は四国、奥羽、東北、西東京、関東の五教区を問安させていただいたが、各々の教区固有の宣教課題を担いつつ歩んでいる様子を今回も教えられている。
差異はあるが、「合同のとらえなおし」の問題をめぐる質疑、そして、セクシュアル・ハラスメント裁判についての質問が多かったように思えた。
これらについては深めることは出来なかったが、現状の把握はそれなりなしえたことは有益であったと感じている。
一方、教区活動連帯金の受入額減少をめぐっては厳しい意見、注文もなされ、これも今後に反映されていくであろう。
更に議長挨拶文の中で「正しい聖礼典執行を通して教団(教会)形成に励みましょう」の一文について私の問安した教区ではいずれも質疑が熱くなされた。 聖礼典の乱れが教団の不一致、教会間の不信を増大させるだけに、この件については看過できない。これから本格的な取り組みがなされるべきだろう。
(教団総会議長 山北宣久)

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