【4591号】教憲第9条委報告を巡り論議

教憲第9条を検討する件について検討作業委員会の報告があった。前回七月の常議員会には、9条変更は困難との検討委員会の判断が示されていたが、その後、委員会にて議論を進めて、今常議員会に以下の具体的な提言がなされた。
①補教師にも聖礼典の執行を認める。そのために、教憲第9条を以下のように変更する。「本教団の教師は、神に召され正規の手続きを経て献身し、按手礼を領した者とする。教師はこれをわけて、正教師および補教師とする。」これに伴い関係教規を変更する。
②補教師試験課目を見直し、神学校で履修した課目について試験を免除する。  ③補教師の二年目に教団主催の補教師研修を行う。  ①は正教師、補教師の区別を残しつつ、補教師となるときに按手礼を受けるというもの。按手を受けた補教師に聖礼典執行が可能となる。これにより教師として各個教会における教務遂行上の信仰職制的矛盾は解消されるとしている。伝道師、牧師の区別は従来どおり残している。教区議長、副議長、教団では書記についても正教師であることを求めることは従来どおりとなる。
②、③については、教師育成の必要を踏まえ、補教師試験、正教師試験の制度を維持し、なおかつ、研修制度を設けることとしている。また事実上のABCコースの撤廃となる。
前回常議員会で委員会が報告した教団の教会論、教師論をどう確立してゆくかという根本的な課題について一致を見るには時間をかけた議論が必要である。しかし、補教師でありつつ主任担任教師として教会に仕える教師が聖礼典の執行ができないという矛盾・不都合を早急に解決するために、変化を必要最小限度にとどめた「苦肉の策」として本提言を提出するとし、常議員会に判断を求めた。  提言を巡って、一部支持する意見はあったものの、まず改定、非改定を先議すべきという意見、二種教職制を残すことを問う意見、作業委員会は議論に資する客観的な資料を提示するのが設置目的であり具体的な提言は馴染まないとする意見、また、教憲変更に反対する意見などが出された。  現教憲教規に違反して補教師の聖礼典執行を容認する教区決議がなされている中で、また信念により正教師試験を受験してこなかった補教師もある中で、この提言は受け入れ難いのではないかと思われる。
今後の議論の進め方について、総会期を跨いでも長期的に検討すべきとの意見も出されたが、議長は「今総会期における責任を果たすことが重要」と述べた。
来年二月の常議員会にさらに具体的方向が判断されなければ、来秋の教団総会での提案には時間的に厳しくなる。継続審議となった。
(渡邊義彦報)

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