【4596号】人ひととき 一宮秀禎さん

心に聴く就職支援

米国に八年間駐在し、鉄鋼商社マンとして活躍した一宮さんが、Cコース受験を志したきっかけは、五〇代に入院したことだったという。といっても、大学で倫理学を専攻し、一九歳で受洗した時に、将来の教職を夢見ていたというから、長い間心に描いていた転身だった。
東神大夜間講座、日本聖書神学校夜間聴講生として勉強し、昨年、六一歳で補教師となった時に、教職の道に進まなかったのは、退職後、取得した産業カウンセラーの資格から得たハローワーク就職支援アドバイザーの仕事に、実践的愛の宣教の場を見出したからだった。
二年近くのハローワークでの体験で気づいたのは、「今の若者にコミュニケーション不足の者が目立つ」ことだ。「何をしたらいいか、何をしたいのか。表現出来ない」者がいる。
いとも簡単に職を見つける人と、何十回受けても決まらない人。その分かれ目は、「出会いの重要性」なのだという。「単に人間との出会いだけでなく、仕事との出会い。自己理解と仕事理解がマッチした人は職もすぐ見つかる」。
就職支援アドバイザーとしての一宮さんの役割は「自己理解、自分に気づくのを助けること」。「心に聴くことによって、魂の癒しと希望を与える。そこに広い意味の牧会的なカウンセリングを見出している」。
職に就こうともしないニートの青年に対し、「それほど心配はしていない」という。「彼らなりに模索していることがわかるし、勉強もしているから」である。ただし、ハローワークに親が付き添って訪れる青年がいる。「そういう人に、いきなり職業につけというのは無理だから、まず同年齢の仲間と話し合うことから始める」というのが一宮さんのやり方だ。
将来の牧会にこの経験は活きると、一宮さんは教会から離れて行った人々、知友などに月二回聖書の学びの文書伝道を続けている。

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