【4598号】風刺画騒動に思う

デンマークの新聞が、ムハンマドの風刺画を掲載したことから、世界中のイスラム教徒が反発し多くの国で暴動などが起き、この騒動が収まる気配はない。

幕末に来日したアメリカのブラウン宣教師は、神奈川宿にある成仏寺に居を構えて、その伝道を開始したが、同宣教師が驚いたのは、成仏寺がその使用をあっさりと認め、さらに仏壇や仏像を片付けたことであった、と伝えられている。
同宣教師は、隣家に転居した住職に、相場以上の家賃を支払ったようだが、これらのことを、住職は、檀家の人々にどのように説明したのだろうか。
異教徒に、お寺を明け渡し、古歌にも「わけ登る ふもとの道は多けれど 同じ高嶺の月を見るかな」と歌う中庸好みの日本人には、冒頭のイスラム教徒の怒りは理解できないのかも知れない。

確かに「言論・表現の自由」は、尊重されねばならないが、こと「信仰」に関しては「言論・表現の自由」では包みきれないだろう。
なぜなら、信仰の本質は、本来、排他的なものであり、その「排他的」な信仰に生きる私たちが、中庸好みの日本にあって、どの程度、その本質を貫けるのかが、日々の課題でもある。

その意味で、風刺画騒動は他人事ではなく、キリストの風刺画が掲載された場合、どうするのか、心の準備も必要かもしれない…。
(教団総会副議長 小林 眞)

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