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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4605号】謝儀保障見直す協議会開催 東北

2006年6月24日

五月三〇日(火)~三一日(水)、仙台青葉荘教会及び東北教区センター「エマオ」を会場に第61回東北教区総会が開催された。
開会礼拝においてエレミヤ書45章1~5節から「自分に大きな期待を抱くな」と題し福島純雄議長が説教を語った。現在諸教会の置かれている状況は厳しい。自分に過信することなく神の計画に委ねて行く時に展望が拓かれるとの御言葉を受けた。
議事に入り准允希望者の承認を受け、近藤国親(宮内)、石井佑二(山形本町)、瀧山結実(福島新町)の三氏の准允式を行った。また高橋力教師の教区巡回教師派遣式を執り行った。
一日目午後七時一五分より九時一五分まで、東北教区センターに会場を移して「謝儀保障ならびに教会共働についての協議会」が行われた。現在、既得権化している謝儀保障のあり方を見直し、地域の伝道のために教会が協力する道を探るものである。宣教共働研究所からの二つの答申、「浜通り北部教会設置運営構想-ネットワーク型共働宣教」と「新庄共働宣教“新庄リバイバルプラン”」が小西望宣教部委員長より説明された。さらにこの二つの答申案に対する常置委員会の見解を福島議長が語った。綿密な研究と常置委員会でのていねいな議論の下に準備された協議会であったが、二つのプランを公開することは初めてのことであり、とくに当該教会においては戸惑いや驚きの声、上意下達であるなどの意見が述べられたが、このプランに希望を見出すとの発言もあった。今後、諸教会がこのプランをどのように展開し、教会と地域の伝道のために用いられていくか慎重に協議が進むように祈りたい。なお宣教共働研究所は、今後も会津を含む諸地域に研究の範囲を広げて行く計画である。
一日目に続き二日目にも各報告がなされた。その中で東北教区センターの運営について質疑があった。開設されてから五年目であるが必要なメンテナンスなど行われておらず、また空調や防音などの設備に手を入れて行く必要もある。東北教区センターが、教区全体、そしてこの地域の伝道の拠点となるように生かされるように今後もそのあり方を検討して行くこととなった。
与えられた課題も多くあるが、総会の閉会予定時刻を一時間残して全ての議事を終えることができた。
教団総会議員選挙結果。
【教職】福島純雄(郡山)、
柴田彰(川谷)、高橋和人(仙台東六番丁)、小西望(仙台北)、佐々木栄悦(福島)、望月修(仙台広瀬河畔)、高橋真人(会津坂下)、宮﨑新(福島伊達)
【信徒】石田サダ子(安積)、
志藤仁一(山形本町)、稲垣弘輔(仙台東六番丁)、斎藤仁一(山都)、長谷川精一(仙台東一番丁)、大沼近(宮城野愛泉)、境澤栄美子(山形六日町)、八重樫捷朗(仙台北)
(宮﨑新報)

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