【4610号】関係者でいこう!! ~さよなら無関心 部落解放青年ゼミナールに参加して

八月一~四日、大阪のいずみ教会で青年ゼミが行なわれました。日本各地や、インドからの参加者が集まり、大変にぎやかなものになりました。
北海道出身の私は、部落差別問題と直接関わる機会がなく、この和泉の地に来て初めて体感を伴いました。しかし何故、部落差別が存在するのか、私には全く理解できないのです。
日本には古くからケガレという信仰があり、そのことによって特定の職業に就いていた人たちが、穢れた身分とされ、部落民とされるようになったそうです。そしていつしか、その地域に住む人々が、差別されるようになったということを学びました。中世、あるいは近世から続く差別問題は、身分制度がなくなった今もなおステレオタイプ的に残っている。そして、そのことによって、悲しみや苦しみを抱えている人がいることを知りました。
一方で、必ずしも全員が差別体験を受けたという実感があるわけでもないことも、青年部のある方の話で知ることが出来ました。自分が被差別部落出身であることがスティグマとなっている方がいる。しかし、その一方で漠然としか感じる機会が無かった方もいることも事実だと知りました。しかし、その方も差別問題は漠然としか感じていなかった中でも、解放運動に魅力を感じていたことも事実でした。
今回のゼミでは、地域を回りながら、聖神社、信太の森ふるさと館、佐竹ガラスなどの見学をさせていただき、部落の歴史を学び、体験しました。また、五十嵐照美さんや南口昇さんによる講演や、V・L・ポール・ナッカさんによるインドにおける差別問題の報告など、さまざまな人の視点による、差別問題意識を聞くことによって、自分の考えを振り返ったり、新たな発見が出来たりしました。
今回のゼミのテーマ「関係者でいこう!!~さよなら無関心」は、私の心に深く刺さりました。何か・誰かを知ろうとすると、その事・ものと「関係」を築くことになります。しかし、近くにいても必ずしも関係者になるわけではありません。関心を持つことによって初めて、関係者になるのです。今回”関係者”の皆さんに、出逢えてよかったと思います。
(札幌北光教会・菅原直子報)

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