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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4610号】主イエスの赦しと癒しにより 障害者差別問題小委員会

2006年9月16日

第34総会期第四回障害者差別問題小委員会が、教団会議室にて六月二九・三〇日に行われた。
開会礼拝では、長尾邦弘委員が、マタイ伝9章1~8節より「自殺者が三万人を超えている現代において、赦しと癒しが分けがたく存在していること。自分は自分自身に絶望しても、主イエスは受け入れて下さっているという恵みによって、人は生かされていること。御言葉の説き明かしの中で、主イエスの赦しと癒しを示され、関係を回復しうること。教会は御言葉を宣べ伝えることによって、神様の愛と受容を人々に伝え、苦難の中にある人々と共に生きる」というメッセージを語った。
前回記録承認、第五回宣教委員会報告が、それぞれ資料に基づいて行われた。
最後の委員会なので、委員会の課題などについて自由な討議がなされた。今期委員会は「障害者差別問題と取り組む活動者全国交流会」を開催しなかった分、学びを深めることができた。その中で障害者を巡ることがらは差別問題だけではないこと、委員会として、もっと教会に貢献できることはないかという提議もなされた。また委員会が発足して、すでに二五年が経過しており、教会・社会の状況の変化に伴い、ハード面は整えられてきたが、ソフト面には問題が残っている。ハンディキャップのある人の来やすい教会は、ハンディキャップのない人も来やすい教会であるという原点に立って「障害者」という言葉、「差別」という言葉も含めて、これからも課題として検討していくべきではないかという提議もなされた。このように、これから検討していくべき課題も多いので、宣教委員会に、当委員会の継続を求めることとした。第35回教団総会「報告書」は、決算報告も含めて承認した。
二〇〇八年度には「障害者差別問題と取り組む活動者全国交流会」を開催することとなっているので、そのための募金をお願いしたい。また、ニュースレター「かがやけともに」第二号を十二月に発行するので、お読みいただきたい。
(堀眞知子報)

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