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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4610号】小泉首相の靖国神社参拝への抗議声明

2006年9月16日

わたしたち日本基督教団は8月15日の敗戦記念日に小泉首相が内閣総理大臣小泉純一郎と記帳して靖国神社に参拝されたことに強く抗議します。
わたしたちの教団は、1941年に大日本帝国憲法下に設立されました。天皇を頂点とする国家神道を宗教を超えたものとして、天皇崇拝や神社参拝を国民儀礼として求められ、受け入れました。そればかりか朝鮮、台湾をはじめアジアの諸教会にもそのことを奨励しました。また、国家の戦争政策にも協力しました。1967年に、わたしたちはこのことを心から悔い改めて再出発したのです。
靖国神社は太平洋戦争までは国のため、ひいては天皇のために戦死した人々を英霊として祀る国家が創設した神社でした。しかし、そのことから起こった思想、信教の自由の抑圧を反省し、戦後には靖国神社は国の保護から離され、一宗教法人として活動しています。しかし、このような歴史をもつ施設に私人としてとは言いながら「内閣総理大臣」という肩書きを記名しての参拝は憲法の政教分離の原則を犯したものです。
ご承知のように、1978年に靖国神社には東京裁判でA級戦犯とされた人々も合祀しました。このような人々をも英霊として認め、参拝することは、靖国神社の歴史観を認め、かつての日本の東アジア地域へ侵略戦争を肯定することになります。さらには、戦後60年の節目に発表された談話で「植民地支配と侵略によりアジアの人々に多大な苦痛を与えた」「痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明する」と言われたことに反することとなります。ここに強く抗議します。
2006年8月17日

日本基督教団 総会議長  山北 宣久

社会委員会委員長 小出 望
靖国・天皇制問題小委員会委員長 村田 元

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