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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4623号】伝道計画

2007年3月31日

今頃多くの教会で三月定期総会が開催されていることだろう。各個の教会の業がさらに祝福の実を結ぶよう祈ってやまない。
どの総会でも新年度の伝道計画、伝道体制、役員選挙、そして会計予算の審議がなされることだと思う。これは全体教会としての教団総会でも、教区総会でも同じことだ。
ただ全体教会の総会の場合「伝道計画」について共に考え、祈り、ビジョンを語り合う時が少ないのではないかと感ずる。
教団並びに教区にとっての大きな課題である、教勢不振、次世代たる青年、青少年さらには教会学校生徒の減少、さらには若年献身者不足、これらは教団の現状と将来にとって愁眉の緊急課題であると思うのだが、これらについて語り合う時が見られないというのはどういうことか。
今列挙した問題は教団に属する者であるなら等閑できぬものであるはずだ。この課題を前にしてはそれこそ右も左もない。立場をこえて伝道協力していくべきものであって、それこそが実質化に通じていくのではないか。
やがて教区総会が近づいてくる。そこで何とか「伝道計画」について共に取り組みたい。
それは伝道協議会などで取り扱えばよいという勿れ。教会会議としての総会でこそ取り扱うべきことだろう。なぜなら教会は伝道のために召されているのだから「伝道計画」を最重要事項として取り組まざるをえないのだ。
(教団議長 山北 宣久)

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