【4623号】東海教区信徒修養会に四四教会一七一名 「み言に聴き、祈る-伝道する人の問題-」

第二一回東海教区信徒修養会が、二〇〇七年三月五日〜六日にフルーツパーク富士屋ホテル(山梨市)を会場に開催された。東海教区では毎年三月に教区伝道部主催の信徒修養会を行っている。今年は小島誠志牧師(松山番町教会・前教団総会議長)を講師に迎え、「み言に聴き、祈る-伝道する人の問題-」という主題のもと、二日に分けて講演を伺った。副題は年によって変わるが、「み言に聴き、祈る」というメインタイトルは毎年変わらない。毎回一〇〇名を超える参加者が与えられるが、今年は例年にも増して多くの参加者が与えられ、計四四教会から一七一名の信徒・教職が集まり、とても祝された恵みの時を共にした。
一日目のプログラムは、午後三時の「開会礼拝」から始まる。小出望教区伝道委員長は、長い間出血が止まらず苦しんでいた女が主イエスの服に触れ、主に見いだされ、いやされ救われた物語(マルコによる福音書5章)から、み言を説き明かした。開会礼拝において献げられた献金は、教区の「伝道厚生資金会計」に繰り入れられ、教職謝儀互助等のために用いられる。
主題講演一日目は「黙想から祈りへ」、二日目は「祈りから伝道へ」という題で、聖書の言葉から、そして文学作品の引用、ご自身の牧会経験、会堂建築時の苦労話等を交えながら、小島牧師が楽しく、わかりやすく語ってくださった。そのお人柄と語り口に引き込まれつつ、聞くことの大切さ、神の前で沈黙することの大切さを教えられた。また、私たちの弱さを超えて働かれ、罪人を見いだし、支えてくださる主のみ手を改めて感じることができた。講演の最後に演奏してくださった「ゆけ、モーセ」、「丘の上の木に挙げられ」のハーモニカの素晴らしい音色も忘れられない。
一日目、夕食後の時間は信徒による「証しと讃美」のひとときを守る。江口久美子さん(沼津教会)のテンポ良い的確なリードで、全員で「讃美歌21」を次から次へと歌い、その後二人の信徒の証を聴く。
一人目は、十三歳から働き始め、周りの先輩から人をだまして売ることを教わったが、その後その仕事を離れ、二〇歳の時教会で洗礼に導かれたという澤田政美さん(伊那坂下教会)。その後も妻の病死、自らも胃ガン宣告を受ける等、波瀾万丈な人生を送られる中、信仰者としての歩みを続けてこられた軌跡を伺った。現在はお孫さん達を連れて、礼拝へ行っておられると言う。
もう一人の証し人は故木村栄寿牧師を妻として支え続けてこられた木村みやまさん(静岡教会)。青空日曜学校に通っていた子供時代の話、木村牧師と結婚して、会堂も牧師館もない漁村の教会へ遣わされたときの話、最初はヨナのごとく抵抗しながら遣わされた島の教会で、しかし信仰の原点を学び、伝道できるすばらしさを知った話等、感動と共に多くの励ましを与えられた。「伝道は牧師一人でするものではない。信徒と共に伝道する。牧師とその家族のために祈って欲しい」、また木村牧師が祈りの中で天に召されていったことへの感謝を述べ、「こんな素晴らしいことはない」とおっしゃった言葉も深く心に残った。
今回も本当にたくさんの恵みを携え、閉会礼拝後、帰途につくことができたことに感謝する。
(西之園路子報)

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