【4625・26号】人ひととき 李 秀雲さん

癌宣告をも乗り越え

李さんは台湾のミッション大学で、初めてキリスト教に触れた。ただ、アメリカ人宣教師であった学長夫人によるキリスト教の授業を真剣に学ぼうとはしなかった。けれども卒業直前、学長夫人の死を通して、彼女の祈りと信仰を受け継いでいこうと決意し、洗礼へと導かれた。
その後日本へ留学し、不思議な導きで、第一志望でなかった東京神学大学へ入学した。入学当初は、将来牧師になるというより、ただ聖書の研究がしたいという気持ちが強かったが、やがて伝道者としての志へと導かれた。卒業後、中渋谷教会で信徒伝道者として奉仕、更に准允、按手礼を受けるに至った。
けれどもその後に一度は帰国し、台湾の神学校で授業を担当していた。そのような生活の最中、医者から末期癌の宣告を受ける事態に直面し、李さんは神の前にひざまずき「病気が治ったら、一生涯を献げます」と祈った。そして不思議なことに回復へ導かれた。この出来事は李さんにとって、悔い改め、再献身の機会となり、日本へ戻ることにした。しばらく緑聖教会に遣わされた後、開拓伝道の道が拓かれた。
ところが再び癌が進行し、今度こそは治癒は困難と死を覚悟した。遺言書を作成し、葬儀の手順まで考えた。しかし難易度と危険性の高い手術が成功し、治癒、退院が可能とされた。退院日は奇しくも、李さんの受洗日であった。この出来事を通して、李さんの両親も洗礼へと導かれ、伝道の良き助け手となっている。
現在、埼玉中国語礼拝伝道所、久美愛教会に仕えている。また語学の才能が用いられて、留学生の相談を多く受け、その中から留学生やその家族が洗礼へと導かれてもいる。李さんは主を讃美し、「神は生きておられる。主はどんな時にも希望を、どんな時にも祝福を与えてくださる。残る生涯も伝道者として証ししてゆきたい」と嬉しそうに語った。

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