【4629号】人ひととき 濱田 政光さん

今、ここで踏んばらないと

「今、わたしたちの世代がここで踏んばらないと。十年後を見据えて。伝道のために」。教会の伝道状況に危機感を覚えながら、なお、濱田さんは喜びをもって語る。伝道するのは自分たちの受けた恵みへの当然の応答である、と考えている。
ここ数年の間に、教会では若い世代も含め十名近くの受洗者が続いている。濱田さんの家族にも受洗者が与えられ、子どもたちへの信仰継承も成った。それだけではなく子どもたちの夫や妻も洗礼に導かれた。親である自分たち夫婦が努力したことではなく全く恵みとして与えられたこと、と語る。このような恵みを無償で与えられたからこそ、なおのこと伝道への責任と、自ら負うべき労苦に気付かされた、と言う。
教会内に久しく無かった伝道委員会が昨年立上げられ委員長に就任した。確かに、少子化、高齢化、過疎化、地域の習俗、地元に若者が働く場は少なく現状は厳しい。しかし、今ここにいる人たちに、とにかく教会に来てもらわないとならない。教会は最上、最良のお方を伝えられるのだから。教会は、今年一二〇周年を迎えた。記念礼拝、教会学校OB・OG集会、特別伝道礼拝など、年間を通じて計画中。今年だけの単発のイベントに終わらずに、という思いも冒頭の言葉に込められている。
東京での教員生活に終止符を打って、秋田の地に移り住んで木工房を開き二〇年以上が経った。父親が指物師としての技術を持った人だった。高度成長期、その後のバブルと大量消費の生活の中で、何百年もかかって育った木から幾世代にも亘り使える品々を、と考えてきた。最後の一匹のためにと工房名を決めた。かつて地域を支えてきた職人が数えるほどとなった今、このことでも「踏んばらないと」である。息子たちも仕事を継ごうとしている。鳥海山の山懐に抱かれた工房で木工(たくみ)として木を削りつつ、羽後の伝道圏に幻を見ている。

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