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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4629号】「教区開拓伝道準備委員会」設置を可決 教区成立後初の教会設立を目差し 西東京

2007年6月23日

第17回西東京教区総会(定期)は、五月二七日から二八日まで、国分寺教会を会場に開催された。開会礼拝終了後、議員二〇三名中一二三名の出席を確認し、開会が宣言された。組織会で准允に関する件を議事の冒頭で取り扱うことが承認された後、直ちに審議され四名の准允が執行された。
議長報告で質疑があった。第35回教団総会での差別発言を、教区は誠実に受け止めて来たかが問われたが、吉岡光人議長は、慎重に取り扱ってきた問題であり、新執行部で継続されると答えた。
教区三役の選出が行われ、議長に吉岡光人(吉祥寺)、副議長に若月健悟(国分寺)、書記に道家紀一(井草)が再選された。
昨年度の宣教委員会報告、各部・各委員会、自主活動団体、教団関係委員会、各地区報告がなされた。教区歳入歳出決算報告もなされ、報告審査委員会、財務審査委員会への回付を承認し、一日目の審議を終了した。
二日目は、最初に五名の追悼者を覚え、二名の新着任教師を紹介した後、小林眞教団副議長による問安使挨拶、在日大韓基督教会、関東教区、教団出版局、教団部落解放センター運営委員会からの挨拶を受けた。 教団議長報告をめぐって昼食を挟んで質疑が続いた。第35回教団総会での議長総括と正しい聖礼典執行をめぐる措置という表現の是非について、小林眞問安使は、「六期執行部に携わっている議長の実績からいって越権ではない」と、また「信仰職制委員会の答申が出ている以上、措置を考えざるを得ない」と答えた。なお、議場からは教団議長を支持する意見も出された。
午後の審議開始の前に、教団年金に関する協議会を開き、教区が取り組むべき課題を、改めて確認した。
常置委員半数選挙の結果(後述)が報告された後、
新年度計画審議に入った。各部・各委員選任、教区宣教活動計画、各部・各委員会計画、自主活動団体計画、教区歳入歳出予算が原案通りに承認された。
教区開拓伝道準備委員会並びに委員選任に関する件が審議された。人口増の地区が与えられていること、また教区成立後教会を生み出していない現状を打開したい、という熱意にも押されて、賛成多数で可決した。
議員提案である平和宣言に関する件が審議されたが、宣言内容に修正案があり、採決の結果、修正案が可決された。
予定時刻を大幅に上回り、午後五時十五分、終了した。
教区常置委員選挙結果
(半数改選)
【教職】真壁巌(相愛)、山畑謙(小金井緑町)、久山庫平(河辺)
【信徒】川原正言(南三鷹)、髙橋豊(白鷺)、小中乃芙子(永福町)
(道家紀一報)

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