【4629号】同性愛差別への取り組みを巡って 教団総会の出来事を踏まえ協議会開催 東北

第62回東北教区総会が、五月二九日~三〇日、仙台青葉荘教会を会場に行われた。正議員一五七名中一二三名の出席により総会が成立、組織会と議事日程の承認の後、福島純雄議長の司式により准允式が執行され、三名の教師が新たに誕生した。
一日目、三役の選挙に続いて宣教部委員長選挙が行われ、選挙方法を巡る議論があったが、佐々木栄悦氏(福島)が選出された。
諸報告承認、決算報告承認に関する諸議案が扱われて一日目の議事を終えたが、その後、「同性愛差別への取り組みをめぐって」とのテーマで協議会が持たれた。
これは、昨年行われた第35回教団総会での東北教区選出の信徒議員の発言を巡る問題を受けての協議会である。教団総会の議場で差別発言であると指摘された件について、東北教区は直ちに懇談と協議を行い、臨時教区常置員会を開催し、指摘された発言が差別であったことを認めて謝罪し、東北教区は総力を挙げて差別問題に取り組んでいく決意を表明することを決議した。これを受けて年明けには「あらゆる差別の撤廃を! 東北教区による性差別事件に関する見解と今後の取り組みに関して」と題する文書が福島純雄議長の名で出され、その中で出来事の経緯と見解、決意が示された。さらに、二月と三月に教区内四カ所で学習会が行われた。今回の協議会では、これらの報告に基づいて質疑や意見交換が行われたが、文書の中で示された当該発言の趣旨の理解や発言者の意図に関する見解については、福島議長の認識とは異なる視点からの意見も示され、「あらゆる」差別の撤廃というテーマは大上段に構え過ぎではないかという疑問も出された。しかし、各地で多くの参加者を得た丁寧な学習会を通して、問題が整理され理解が深められたこと、今後も継続的に学んでいこうとする姿勢などが確認された。
二日目には、まず長期宣教方針および宣教計画に関する諸議案が審議された。長期宣教方針の第二期(〇七年~〇九年)に入る今年度は、宣教方針の主題である「共に働く教区」の原点に立ち帰り、共同体としての意識を高め、連帯性に根差した教区を目指そうとする内容となっている。宣教計画の中で示された「宣教協働連帯金制度」に関する議案も可決され、互助を柱とする制度が改まった。
「東北教区センター財政支援に関する件」は、最も熱のこもった討論となった。教区センターの財政状況が逼迫しているのに加え、建物自体の改修工事の必要に迫られている。そこで、教区の積立金から生じた利息一、四五〇万円余りを教区センター会計に支出するという案だが、独立採算のセンターの財政状況、教区からの借入金返済、運営方針、活動内容など議論の内容は多岐にわたった。結局、継続審議とすべきとの動議が可決された。
今回の教団問安使は鈴木伸治書記。議場との間で、山北宣久教団議長の挨拶文を巡って約一時間余り質疑が行われ、いわゆる「荒野の40年」とされる十二項目や、審議未了廃案とした議事運営などに関する質問や意見が集中した。
三役選挙結果
【議長】福島純雄(郡山)、【副議長】高橋和人(仙台東六番丁)、【書記】宮﨑新(福島伊達)
教区常置委員選挙結果
【教職】小西望(仙台北)、望月修(仙台広瀬河畔)、原裕(天童)
【信徒】石田サダ子(安積)、志藤仁一(山形本町)、丹治正雄(福島)
(藤盛勇紀報)

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