【4631号】祈る人々

礼拝が始まり、賛美をささげていると、遅れて入ってきた一人の利用者が前のテーブルの上に丸めたティッシュを置いた。その意味を、もはや知っている利用者の皆さんは何も言わないで讃美歌を歌っている。社会福祉法人施設の礼拝のことである。
以前、この利用者が礼拝中に前の机の上に丸めたティッシュを置いたとき、礼拝をささげている他の皆さんが、洟をかんだティッシュだと思って、一斉に抗議した。そんなことして、失礼じゃあないか、というわけである。この利用者が、「献金だよ」とぼそりと言いつつ丸めたティッシュを置いた声を聞いているので、この利用者の行為を説明したのであった。後でその丸めたティッシュを開くと、確かに貴い十円玉が入っていたのである。この利用者は、毎週の礼拝ではないが、時にはこのようにして献金をささげてくれるのである。いつも何かをつぶやいている。このつぶやきは神様への深い祈りなのである。
利用者の皆さんのお祈りをいつも示されている。礼拝中、絶えず奇声を上げている人、つぶやき続けている人、これらもお祈りだと受け止めているのである。ティッシュでささげられた献金は教会においてある新会堂建築のための献金箱にささげている。
今日も施設の礼拝である。おのずとティッシュ献金の利用者を探している。皆さんの祈りは当教会の宣教の基であると示されている。
(教団総会書記 鈴木伸治)

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