【4634号】夏に集う若者たち 2007 ワークキャンプ復活、アジア学院会場に 東京教区西南支区「青年の交わり」

私は東京教区西南支区の常任委員として「教育担当」という支区の働きを担っている。中高生から青年への伝道が主な働きである。これまで教育担当の活動は時に応じて変化してきた。柔軟性を持ちつつ、活動の目的として大切にすべきことは、青年がこの働きを通して教会につながり、教会生活の励ましを受けることだと考えている。創造主と出会い、神に愛されている自分を知り、信仰の友と出会うことができるような活動になれば、と願っている。
これまで教育担当が長年続けてきた働きに浜松の聖隷福祉事業団でのワークキャンプがある。数多くの参加者が汗を流し、豊かな体験を与えられてきた。大勢の方々の助けによって継続されてきたキャンプだったが、ここ数年間準備が整わず休止状態となっていた。しかし、青年たちから「ぜひワークをしたい」との願いがあり、昨年から栃木県西那須野にある農村指導者養成機関である、アジア学院を会場にしてキャンプを再開することとなった。
今年は七月末に二泊三日の日程でキャンプが行われ、少人数であったが青年たちに加えてうれしいことに中学生二名の参加があった。私たちにとって印象的だったのは食用のアイガモを食肉処理する作業に立ち会ったことである。「いただきます」とは自分たちの食生活が「いのちをいただく」ことによって成り立っていることを教えられ実感した場面であった。
ワークで汗を流した後は、食堂の円卓でアジアやアフリカから来た実習生たちに混じって食事をする。アジア学院では調味料以外、自給自足で成り立っていて、完全無農薬のお米、野菜、豚、鯉、卵など全てがここでとれたものであり、食事はとびきりおいしい。普段口にしているものがどのように作られてきたか、どれほど尊いものであるかを味わいながら食べる。夜は二日に分けて二人の話を聞くことができた。初日の夜は政府の圧力の下でいきいきとした信仰に生きるミャンマーの女性から、二日目はアジア学院の職員の方から信仰の証しを聞いた。プログラムが終わるとロビーで遅くまでおしゃべりに盛り上がった。(参加者の一人の感想がアジア学院のブログの七月二七日の記録で載っているのでご覧下さい。)
教育担当で数年前から継続されている活動に「青年の交わり」がある。隔月のペースで日曜の夕方に会場教会に集まり、賛美と交わり、夕食の時を持っている。昨年は平均十五名前後の出席があった。今年は様々な教会を訪問し支区の教会のつながりを体験する集いを計画している。先日の集いでは昨年度の委員の一人であった輪島教会の信徒伝道者である五十嵐成見先生に地震を覚えて寄せ書きを送った。この交わりを通して青年たちは互いに配慮し合い、ウェルカムでアットホームな雰囲気、受け皿ができてきたと思う。青年が求道者の友人をつれてくる時もあるし、この交わりがきっかけとなって信仰告白に導かれる人もいる。青年たちが自主的に活動することができるように見守り、助け、促していきたい。青年時代は生活の変化が大きい年代で、参加者の顔ぶれは変化する。いろんなことで悩み、傷つくこともあるだろう。それでも同世代の信仰の仲間たちと会い、礼拝し、食事を取り、心を開いて語り合い、お互いの声に耳を傾ける場があることが大切ではないかと思う。このような時と場所を持つことは一つの教会では難しくても、支区の働きとなればできるのである。今集っている青年たちに、そしてこれから足を運ぶ青年たちに福音を届けるための業の一つとして、この働きが継続することが求められていると思う。
(増田将平報)

「ともに生きる」ことを実現するには…
54回を数える奥羽教区ユースキャンプ

奥羽教区ユースサマーキャンプは今年で五四回を数えます。今回はテーマを「ともに生きる」とし、八月八日(水)~一〇日(金)まで、会場を奥中山教会、カナンの園・羊めー館を宿舎とし、工房アドナイ・エレでの活動を計画させていただいて実行することが出来ました。参加者は中学生一〇名、高校生六名計十六名、まさに若い力がたぎっておりました。スタッフは八名。
奥羽三県、八教会から集められた参加者は、まず礼拝堂の開会礼拝でキャンプ
長宮島星子教師より「テーマ『ともに生きる』の実現は新しい人と出会い、互いが違うことを知り、理解しようとし、折り合いをつけながら、努力すること、殊にこの時期、広島への原爆投下また、長崎への原爆投下を覚えると、自分たちの日常での努力こそ平和をつくり出すために来られたキリスト・イエスに倣う者となる」を受け、キャンプ開始となる。教区問安師邑原宗男議長の挨拶、カナンの園の齊藤芳弘さんに園と教会の沿革、精神についてお話を聞く。三日間で設けられているのは「集い」と言う三回の全体会、アドナイ・エレ工房での羊毛による製作実習、奥中山開拓団三役の祈りの場であった「一本松」へのハイキング、バーベキュー、キャンプフャイヤー、証しの時など盛りだくさんである。が、生活キャンプでもあるので三食毎の下準備、片付けはスタッフとともに参加者も大いに働かなければならない。教会のキッチンは人であふれる。玉葱に泣かされ芋に逃げられ、食事はその都度整えられた。
二回の夜は睡眠の時ではないらしく、話す者あり、懐かしい、カードゲームを楽しむ者ありの交流の時間となった。電子玩具持込禁止でアナログの遊びはほぼ六歳の年齢差を越えて楽しませるようだ。それらに没頭する者もいるが、周辺にいて雰囲気を楽しむ者もいて、自分のペースを保っている。中々しっかりしたものである。
幾度かの経験者と新人達がどのように受け入れあうことが出来るだろうかと、興味と心配とがない交ぜの出発であったが、十代の人たちは「それなりに」知り合っていったようである。筆者も、またここでは新人であったので、新鮮な気持ちで参加者たちの様子を見させてもらうことが出来た。
こういう場での大人の役割は、出すぎても、引っ込み過ぎてもうまくない。張り切りすぎても、白け過ぎても、なんだかなあ。となってしまう。要は、彼らと無理なく添っていければ良いのである。そう、おとなたちにとってもこれは修養の場・・・
ともあれ、緊張や、不安感の為体調を崩した二、三を除いて事故、怪我無く保険使用無しであった事、帰路での参加者の感想では「楽しかった」であった事で概ねよろしかった、としたいと思います。
教会でいつも小さな群れである十代の人たちが集まってみると地域の縛りや、
関係から一時的にでも解き放たれて伸び伸びとする。良い地に落ちた種がぐんぐん成長していく、そんな場として、このキャンプが存在していけば良いなと思わされた事でした。
(宮島星子報)

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